共通テスト「情報I」を解いてみた感想

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2025年1月19日、共通テストにて「情報I」が新たに実施されました。
これまでさまざまな問題集や模擬試験を解いてきましたが、どのような問題が出題されるのだろう?と、ドキドキしておりました。
今回実施された問題の多くは思考力が問われており、改めて「情報」を処理するためのチカラが求められていると感じました。

日本中の受験生30万人が一斉にプログラミングを含む情報の問題を解くというビッグイベントだったといえます。
新科目が共通テストに加わることには賛否両論がありますが、重要なのは「必要・不要」という議論ではなく、データや事象を俯瞰して抽象化する力です。この力は、これからの社会でさらに求められるスキルとなるでしょう。そして、そのスキルを実際の場面で活用し、具現化する力も同じくらい大切です。

実際に出題されたチェックディジットについて覗いてみましょう。

問題

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「チェックディジット」について、考え方についてスライドにまとめてみました。
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この考え方をベースに以下のように解くことができます。

キ・・・
22609の奇数桁を3倍し、各桁の和を求めると、
2*3+2+6*3+0+9*3 = 53
53を10で割った余りは 3
10からこの値を引いて
10-3 = 7
よって、7が正解となります。

ク・・・
生成方法Aのように、一般的なチェックディジットは各桁を足して10で割った余りを求めます。この方法では1桁の誤りを検出することが可能です。
一方の生成方法Bでは1桁の誤りを検出するだけでなく、数字の入れ替えによる誤り検出も可能となります。
したがって、③ 連続する二つの桁の数字の順序を逆にするが正解です。

いかがでしたか??
昨今、AIの進化により、アイデアをすぐに形にすることが可能になっています。いわゆるPoC(概念実証)を迅速に行える力は、情報教育においても今後重要なテーマとなるのではないでしょうか。
とはいえ、「情報の授業がつまらない」という声が一定数あることも事実です。情報学が「情報が苦」とならないようにすることは、教科情報を伝える立場として大きな課題だと感じています。入試対策だけに偏ることなく、子どもたちが情報を「楽しい」と感じられるような授業を作りたいですね😊
今回の共通テスト「情報I」の問題は、そんな教育のあり方について考えるヒントをくれる内容でした。特にレシートから顧客データやマーケティングにつなげる題材は問題文から出題者の意図が伝わってきました。「データを読み取り、考え、表現する力を身につけてほしい」というメッセージを強く感じます。

私、ニャンタは高校にて情報科教員として12年間勤めてきました。この経験を活かしてココナラにてオンラインレッスンを行なっています!
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