資金繰り表の中で、過去は「実績」、将来は「計画」として表示します。
資金繰り表(計画)部分は、実績と違い会計データから作ることはできません。資金繰り表(計画)を作るためには、以前にもお伝えしている通り月次損益計算書(計画)が必要となり、その計画データをもとに作成していきます。
その大まかな作業項目は以下のようになります。
・売上高より実際の回収期間を考慮し、資金繰り(計画)に転記
・売上以外の収益より、実際の入金を考慮し、資金繰り表(計画)へ転記
・仕入代金・材料費・外注費より、支払期間を考慮し、支払い予定を資金繰り表(計画)に転記
・人件費支払い予定を資金繰り表(計画)に転記する。
・その他経費支払い予定を資金繰り表(計画)に転記する。
・法人税等の支払い予定を資金繰り表(計画)に転記する。
(ここからはP/Lだけでなく、B/S観点も含めて計画情報が必要です。)
・設備売却の入金予定・設備購入の支払い予定定を資金繰り表(計画)に計上する。
・借入れ・返済予定、利息支払い、定期預金・定期積金の預け入れ・解約予定を資金繰り表(予定表)に計上する。
P/L(計画)より数値引用するときに注意が必要な点は、消費税の取り扱いです。
消費税は、基本的に損益には影響しないため、税抜き表記になっていますが、資金繰り表上は、消費税込みのお金の流れを表すため、税込みとなる点に注意ください。
上記、非常にあっさりと各項目について、P/L(計画)から資金繰り表(計画)に転記すると記載しました。
ただ、実際には各項目の方法論や留意点などがありますため、次回でもう少し詳細に記載していければと思います。