第20回 資金繰り表は“銀行に見せるため”のものではありません

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ビジネス・マーケティング
「資金繰り表って、融資のときに出すものですよね?」

そう聞かれることがあります。

確かに、金融機関は資金繰り表を重視します。
でも本来の役割は、そこではありません。

資金繰り表は――

銀行のための資料ではなく、経営者のための地図です

なぜ“銀行用”だと思われてしまうのか

資金繰り表を作るきっかけは、
・融資申込
・金融機関からの提出依頼
・経営改善計画
こうした場面が多いからです。

そのため、
「必要になったら作るもの」
「指摘されたら出すもの」
という認識になりやすい。

ですが、それでは遅いことがあります。

本当に怖いのは“見えていない”状態

経営で怖いのは、
赤字になることでも、
売上が落ちることでもなく、
お金の動きが見えていないことです。
・来月、いくら減るのか
・山場はいつか
・どこまで耐えられるのか
これが見えていないと、

判断は感情に引っ張られます。

資金繰り表は「未来を見る道具」

資金繰り表の本質は、
過去の整理ではありません。
未来の予測です。

売上予定、支払予定、返済予定を並べることで、
「いつ、何が起きるか」
が見えてきます。

すると、
・今、動くべきか
・まだ様子を見るべきか
・借入を検討すべきか
が冷静に判断できます。

銀行のために作ると、続かない

銀行提出用に作ると、
提出が終わった瞬間、
更新が止まります。
でも本来は、
毎月少しずつ更新していくもの。

完璧である必要はありません。
ざっくりでもいい。

続けることが価値になります。

生活と事業を守るために

資金繰りは、
攻めるための資料ではなく、
守るための土台です。

生活を守る。
事業を続ける。
焦らず判断する。

そのための道具です。

もし今、
「銀行に言われていないから作っていない」
という状態であれば、

それは少しもったいないかもしれません。

資金繰り表は、
誰かのためではなく、

あなた自身のために作るものです。

まずは、今月と来月だけでも。
そこから整理を始めてみてください。

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