会うたびに彼の口から出てくる、嫌味な言葉。
言い返すと論点をずらして屁理屈並べて、こっちが悪いみたいになる・・・。
これって、モラハラじゃないの !?
楽しいはずの恋愛が苦しい。いつも振り回されて、彼の言うなり...。
たとえ彼に悪意がなかったとしても、言われたあなたが傷ついたなら、それはハラスメント(嫌がらせ)です。
では、モラハラ彼氏の特徴をちょっと列挙してみましょう。
第一印象はすごく人懐っこくて、フレンドリー。
スキンシップが多くて、愛情表現が大げさ。
外面がよく、周囲を味方につけている(ように見える)。
でも実は、人を上か下かで判断し、「上」と見なした相手には態度が弱くなり、「下」と見なした相手には横柄になる。(店員に対して態度がでかいなど)
また出会ってすぐに、ぐいぐい距離を縮めてきて、親しくなってくると、強気の態度に豹変する。
「え? この人、こういうことを言うキャラだった!?」
と、びっくりすることも多い。
しかし、その時点でターゲットは洗脳されていることが多く、「なにか理由があってそういう言動をするんだ」と、自分を納得させてしまう。
最悪、自分のなにかが悪いために、彼はこういう態度を取るんだと自分を責める。その結果、地雷を踏まないよう、彼の顔色をうかがうようになる。
でもモラハラ彼氏は、情緒不安定なことが多くて、なにが地雷かわからない。それで、彼の言動にいつも振り回されることになる。
さらにモラ彼は、自分の価値観や好みを相手に押し付ける。服装やアクセサリー、メイクなどなど。こちらの好みは全く無視。
その上、自分だって完全な人間じゃないのに、相手に対してダメ出しが多い。もう本当に些細なことで、まるでダメ人間であるかのように、ひどいことを言う。ホント相手の批判ばかり。
この時点で、「傷つけても相手が自分から離れていかない」と高をくくっている。
最悪なタイプは、相手が精神的にダメージを受けたとわかると満足する。これが、自己愛性パーソナリティー障害(NPD)と呼ばれる人々で、サイコパスと同じくらい危険。
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さて、どのくらい当てはまったでしょうか。
ここまでは彼のことでしたが、次にあなたの側の話をします。
例えば、自分を変えれば相手も変わってくれる、
少し前からブームのようになっているこの考えを、モラ彼に対して適用すると、あなたの奴隷化が加速します。
彼にとって、あなたが自分の都合の良いように変わってくれるなら好都合なんですよ。モラ男は反省なんてしませんし、自分が好きなようにやってなにが悪いと開き直ることもしばしば。
自分を変えれば世界が変わるという論理で、苦しんでいる女子がどれだけいることか。引き寄せの法則を勉強し、自分磨きをがんばっている人は、思いやりもあり、空気も読めて、努力家だったりします。そして現状が苦しいのは、自分が引き寄せているからだと自分を責めて責めて、責めまくる。
そう、あなたが苦しいのはあなたがそれを選んでいるからなんですよ。
わたしはかつて占いサイトに多額をつぎ込む占いジプシーでしたが、このようなことを言われて苦しみました。だって、なにもかもわたしが悪いんだ、ってことですよね。
よく言われるのが、例えばレイプされた女性に対し、そんな露出の多い姿でそんなエリアを歩いていたからだ、とか、セクハラを受けているという人に、あなたに隙があるからそういうことをされるんだ、とか。
つい、納得してしまいそうな理屈ですが、待ってください! 責められるべきはレイプ犯であり、セクハラ男ではないですか!?
そうです、まず責められるべきは、モラハラを仕掛ける彼なんです!
ケースバイケースですが、確かにモラハラのターゲットとしてあなたがロックオンされたのには、多少の理由があります。例えば、彼の劣等感が学歴なら、学歴があって、しかも自己肯定感が低い相手はおとしめたくなる(目障りで、しかもいじめやすい)。
このケースなら、彼の自尊心維持のために、あなたは餌食にされたということですね。
そういう場合は、なに言ってんのコイツ、って感じで、彼の言動をスルーしてしまえばいい。岩のようなメンタルはいらない、ただ「受けとめない・心に入れない」というスキルを磨く。
でもできないんです。わたしもそうでしたが、彼に気に入られたいため、自分軸ではなく、彼の意見が優先してしまう。
しかしですね、仮にあなたが、わたしと同じで彼に合わせたいというタイプだったとしても、まず責められるべきは、モラハラ(心理的嫌がらせ)をしてくる彼なんですよ!
その状況をあなたが引き寄せたとか、 前世の罪の精算だった(爆笑 ! )とか、成長するためにはつらい不幸が必要だとか、そんな理屈はいらないんです。
単にモラハラしてくる彼の性格が悪い。以上。
でもだから別れましょう、ではありません。そう思えるなら、こんなコンテンツを読んではいないですよね。
楽しかった時間もある。やさしかった時もある。これまでいっしょに過ごしてきて積み上げてきた時間があるから、心が引きずられて、いきなり気持ちを切り替えるなんて無理。
それに、ひとりぼっちになるのは嫌。
とはいっても、これからもずっと彼の地雷を踏まないようにして、感情を振り回されるなんて、耐えられない。だから、彼に変わってほしい。
そう、彼にこちらの感じていることを正直に丁寧に説明して、わかってもらおう。
彼が単なるモラ男なら、彼の変化を期待してもいいかもしれません。
しかし、彼のモラハラが自己愛性パーソナリティー障害(NPD)に由来するなら、彼は変わりません。話は通じません。歩み寄りを期待しても無駄です。
じゃあ、単なるモラハラなのか、自己愛性パーソナリティー障害由来のモラなのか、どうやってわかるの?
その見極めは、彼が演技ではなく、悪かったと思う心を持っているかどうかです。謝るかどうかは別にして、悪いことをしたと自責する心の機能があるかどうかが、ポイントです。
NPDにはその機能がありません。
サイコパスは人の痛みを知りませんが、NPDは痛みを知っていてやります。そして自責することがない。なぜならそれが喜びだからです。相手が苦しめ苦しむほど、自分が優位だという証明になり、自己愛を満足させられます。
これで対策がわかったと思います。
彼が自己愛性パーソナリティー障害なら、彼の自己愛を満足させないこと。あなたはどれだけ傷ついても、それを見せない。彼に、彼のやっているそのやり方は通用しないと示すんです。
認知行動療法ですね。「快」の報酬が得られない行動は、徐々に減っていきます。
なので、モラハラと感じることを彼に言われても、無反応でいてください。間違ってもケンカを売ったりしないこと。修羅場のような大きな感情のやり取りをモラ男は好みます。
「修羅場=かまってもらっている(快)」
という図式です。
もちろん、無反応の作戦に出ると、いったん彼のモラハラが燃え上がります。なんとしても、あなたを屈服させたいという衝動が出てきます。しかし、ある限度を超えると、あなたから感情を搾取できないと学びます。
認知行動療法の考えで言えば、「快」の刺激が得られないという「罰」を、彼は受けていることになるんです。
不満を言ったり、ケンカをしたりしなくても、あなたが反応しないということで、彼に「罰」を与えていることになる。
確かに忍耐がいることです。でもモラ彼と別れたくない、彼に変わってほしいと思うなら、試してみてください。
それでもどうにもならないなら・・・
離れてください。こんな助言は受けたくないでしょうが、強度のNPDはサイコパスと同じくらいの危険です。
どうぞ自分を大切に!!