ディストピアのサバイバル~前編~

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コラム
私はあんまりSF小説は好みじゃないので読まないのですが、ジョージ・オーウェルの「1984」は読んだことがあります。
かなり前、一回だけですが。

なので、私にとってディストピアの世界観は1984のそれしかないんですけど、あ、あと「20世紀少年」ですね。あと「素晴らしき新世界」も「未来少年コナン」もそうですね。
ああいう世界観の中で人はどうやってサバイブするべきなのか・・・ということについて考えるわけです。

まず、私感覚のディストピア社会とは・・・
・徹底的に民衆をコントロールする社会、仕事や家族構成、出産数まで
・一神教または独裁者による思想一元化
・秘密警察
・ご近所密告制度やID登録と監視・追跡
・再教育制度・洗脳
・再教育不可の場合はロボトミーや暴力・薬物を使った人格破壊または処刑

日本のほぼ8割は、耳障りのいい言葉、生活費支給、ベーシックインカムや住宅補助などの餌に釣られる。もしくは、周りの同調圧力や無言のプレッシャー、脅迫に負ける。それは、ワクチンやマイナンバーなどで分かっています。

普通に子供がいたり、仕事をしていれば、この流れに逆らえません。
体内にチップを埋め込まれる。そうしないと不利益を被るとか罰金を支払わされる・・・なんてことも考えられるでしょう。

そのうち1-2割は支配者側、そして国家公務員のような支配者側手下といった特権階級。
6-7割はサラリーマン・経営者や個人事業主、派遣労働者など社会の歯車として組み込まれる人たち。
この人たちは、ディストピア社会の構成員になります。

とりあえず、食うに困らないです。一応、生活できます。家族も持てます。ストレスはあるけど、ギリギリ死なないくらいは耐えられる、家族のために頑張れる!子どもを作って、孫に囲まれて老後を過ごしたいんだ!そういう未来を夢みたいんだ!という人なら、ここに留まるのがいいでしょう。

つまり、8割の人がディストピア社会で納得してそのまま生活をするということです。

しかし、いつもどこで地雷を踏むか分からない恐怖に苛まれます。いつだれが生贄にされるか分からない・・・。ディストピア社会は生贄制度が必要です。人々をコントロール・洗脳状態にしておくには、定期的に見せしめが必要なのです。

何かやらかしてしまった場合、すぐに転落します。何をやらかしたのか、自分で把握できません。なぜなら、思想一元化されているので、一部の支配層の匙加減次第だからです。罠にかかったり、ハメられたりして転落することもあります。予想をはるかに超えたところから仕組まれた罠だったりします。ほとんど、カフカの世界です。取り締まる側もすでに何を取り締まっているのかちゃんと理解してません。

現在、公務員の人は分かるはずです。怪文書や悪意のある噂が出回るのが日常茶飯事ですからね。狭い人間関係で息苦しいけど、年金のこと考えたら辞められない・・・という出口がない状態では、内部で足の引っ張り合いをするしかすることないですから。
目に見えない網が張り巡らされており、気づかずに絡めとられてしまう。

いつ、だれが、どこで、どんな地雷を踏むのか予想できないのです。誰も安心できません。明日自分が無事でいられるかどうか誰も分からない。

1984では、子どもが親を当局に密告するというケースが発生しています。
無邪気な子どもが「お父さんは社会に対する不満を言った」と通報し、「親を告発するとは、なんと勇気のある誠実な子どもだ」と称賛され、子どもは得意満面なのです。家庭内であっても気を抜けません。

1984の世界では、そういう表の世界の他に地下の世界があります。
地下、というか、表の社会とは別の世界です。非人間、不可触民の世界ですね。
裏社会と言うものが自然に構成されてしまいます。この裏の世界は支配者側から黙認されるはずです。時々「抜き打ち」で摘発が来る程度です。

この裏社会構成員は、おそらく全体の1-2割くらいにはなるのではないでしょうか。
一般的なサラリーマンやちゃんとした社会人ではない、とカテゴライズされるグループ、犯罪者・ヤクザが牛耳る無法地帯です。そして、少数の思想的に表の社会と相容れない人、知能の低い人、精神的に弱い人も表の社会には属することができないでしょう。そして、日本語がよく話せない外国人、移民ですね。日雇い労働者も入るでしょう。

ディストピアは一元管理された世界です。規格外、平均以下の存在は日の目を見ることはありません。

裏の社会は、違法薬物や、武器、表に出せない密輸品、酒・たばこなどの嗜好品、高級品、ぜいたく品、女性や子どもを利用した風俗を取り仕切るヤクザ組織と、その手下となる人たち、それに利用される人たちで構成されます。

たいていこういう裏社会と、表社会の支配者層は通じています。賄賂、不正隠ぺい、汚れ仕事、密輸品の横流しなど、お互い利用しあう構造です。

こういうディストピアな表の社会にも、裏の社会にも属したくない、属することができない場合、一般人としてどうしたらいいのかということを考えていきたいと思うわけです。

まずは、囲い込まれる前に海外に脱出するという方法が考えられます。
自分だけ、自分の家族だけは逃げられる。
世界中が統一政府のようになっており、逃げ場がない!という場合はどこに逃げても同じになりますが、どこの世界にも裏ルート・裏世界というものが存在するはずです。辺境と呼ばれるところや少数民族の居住地などは例外として存在するでしょう。島国より、大陸の方が広いので逃げ場はあるはずです。
インドなどは、人口多すぎて管理コントロールが相当ずさんである可能性が高い。モンゴルももしかしたらいいかも。ロシア・中国という大国に挟まれても独自性を保ってますから、世界統一政府ができたとしても距離を置く可能性はあるかもです。
そういう場所では、自分の運と能力によって生き抜いていくことができるかもしれません。

また、日本の地下社会・裏社会に上手く取り入り、「お目こぼし」をしてもらうという方法があります。
つまり、麻薬の売人や使いっ走りなど、ちょっとした表に出せない仕事を手伝う代わりに、裏社会で適度に甘い汁を吸うサバイバル方法です。
甘い汁を吸いすぎると、抹殺されますから「ほどほど」で満足しておく方が身のためです。
表社会には属さないが、裏社会にガッツリ属しているわけではない。裏社会の底辺でひっそり、目立たず生き残る方法です。カッコ良くないけど、最低限の自由はあり、まぁまぁ安全性は確保できる。そこで似たような人たちとこっそりコミュニティーを作ることも考えられますね。

そして、裏社会に生息する外国人組織に取り入るという方法もあります。特に中華系は華僑のネットワークがありますから、存在感を発揮するはずです。中国語をマスターしておくとか、華僑と繋がりを作っておくといいかもしれません。

だが、裏の社会の人たちに信用されすぎないこと、利用されすぎないこと、ギブアンドテイクの微妙な距離感とバランス感覚が必要なので、すべての人に応用可能とは言えない。
・ヤクザのボスにかわいがってもらうコミュニケーション能力、ヨイショして持ち上げる・キャバクラ的営業能力。歴史的にすごい家柄・有名人の子孫という肩書などがあればなおよいでしょう。
・有益だと思ってもらえる特殊技術や能力がある。情報収集・言語スキル・IT関係・参謀的能力、フリーエネルギー開発技術、料理やお菓子作りの腕前も重宝されるでしょう。汚れ仕事をためらわずにできるサイコパス的性質もいいですね。またお笑い、漫画や小説、エロコンテンツなど娯楽創作物や、芸能・芸術的創作能力、霊能力・予知・予言・呪い、医学知識・気功を使った治療、鍼灸・マッサージなどの技能も有効です。
・「こいつ、ヤベエ!」と人に思われる圧倒的暴力性、もしくは人が避けて通るくらいの圧倒的存在感のある知性の欠如
・・・という人であれば、裏社会でも十分に生き延びられるでしょう。
だが、いずれ利用価値がなくなったらポイ!と容赦なく切り捨てられる覚悟はしておかないといけません。

個人で真っ向から表社会に立ち向かえば、洗脳教育→ロボトミー→廃人コースか、施設収容→処刑コースに陥るだけなので、一番損だし、意味がありません。
なので、こういう場合、いったん地下に潜るか、ひっそりと表社会の片隅で、横の連携をこっそりと作っていく、秘密結社組織を構成する必要があります。
もちろん、チャンスが来たら即革命を起こすためです。独自のネットワーク構築が必要です。平時から信頼できる人や団体とダイレクトに繋がっておくことが重要。

その秘密結社は大きくなりすぎると、確実につぶされます。裏切り者・スパイは確実に入り込みます。
なので、少数精鋭である必要があります。

これはよっぼどの根性と志がなければなしえないことなので、腕っぷしに自信があったり、ハッキングや海外の情報収集、海外要人とのパイプがある・外国にいる革命勢力とパイプがある・・・など特殊能力・特殊情報網・特殊人脈が必要です。
支配者層の上層部に潜り込むくらいの能力が必要になります。本物の忍者やスパイなら可能ですが、今現在ただの一般人であればこの筋は無理です。

以上のように、通常、ディストピア社会になった場合、一般人は表の社会で飼い殺しにされる以外の選択は不可能。
つまり、明日は我が身・・・と思いながらおっかなびっくり生きていくだけです。
もしかしたら、「明日は我が身」ということすら気が付かず、ある日突然、自分がどんなに恐ろしい世界にいたのか思い知る・・・なーんてことになる人の方が多いかもしれません。

次回は、この絶望を回避するための方策をご紹介♡

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