深まるアウフヘーベンの謎

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コラム
というわけで、2度にわたってアウフヘーベンについてのブログを書いたのですが、あれれ・・・なんか私の謎が全然解決しないんですよね!

一体アウフヘーベンって何者なんでしょうか?!

だって、もともとの意味が
auf=上へ
heben=持ち上げる

なんですよ?
それがなんで、「持ち上げる」というシンプルな意味だけではなく
「廃止する」とか「維持する」とかそんな意味まで持ってしまうの?

そしてなんでそれがヘーゲル弁証法アウフヘーベンの一連の作業と一致しちゃうの?!
これって偶然?ヘーゲルがこじつけただけとか?

廃止・・・aufheben、ヘーゲルの3つの局面の第一。テーゼ
維持・・・aufheben、ヘーゲルの3つの局面の第二。アンチテーゼ
廃止したものの良い部分を維持した上での新しい形(止揚)・・・aufheben、ヘーゲル三つの局面の第三。アウフヘーベン

ヘーゲル以前から、「aufheben」には弁証法的な概念って含まれていたんじゃ?と考えることはできないだろうか?
aufhebenという言葉自体にすでにヘーゲル的弁証法概念が含まれていた?

ドイツ語のaufhebenという言葉自体は、ヘーゲルの弁証法が発生する以前から、すでに存在していた・・・わけですよね。
弁証法もヘーゲル以前から存在していた。
そのaufhebenが、弁証法用語として使われるようになったのは、「止揚」という意味が加わったのは、ヘーゲル登場してから。

ヘーゲルは、そのaufhebenを文字通り「再発見」したに過ぎないのではないか・・・

なーんて!ね!!

だけど、そもそもでおかしいよ。
aufhebenのどの部分を切り取ったとしても、どう絞ったとしても、
「廃止する」という意味の要素のひとかけらも出てこないよ?

ヘーゲルの弁証法だけだもん、この「廃止する」「維持する」という感覚がaufhebenの中に含まれるのって。
それに日本語訳の「止揚」ってさ・・・「止めて、揚げる」
ヘーゲルのaufhebenの作業に漢字を当てただけ。翻訳に困って造語したんでしょうね。

あ☆
本当にすみません、初めてこのブログを読んでくださってる方、意味分かんないですよね(汗)
よろしければ2つ戻って「Aufheben?アウフヘーベン!」というタイトルのブログから順繰りに読んでみてくださいね。

だけど、ヘーゲルの弁証法存在前と後で、単語自体の意味が変わるわけではないのに・・・
ヘーゲル弁証法的な意味におけるaufhebenという哲学的概念が加わっただけ。
しかも、そのヘーゲルのaufhebenの概念は、aufhebenの意味の三つを含んでいる動作である、という謎!!

謎は深まるばかりです。
もし、ヘーゲルが自分の考えを突き詰めて、突き詰めた挙句、aufhebenという言葉を再発見したとしたら・・・
こーしてあーしてこうなればーって考えてたことが、フツーに辞書のaufhebenのところに載ってる・・・
「ドイツ語、すっげー!!」って思ったでしょうねぇ。
逆に先にaufhebenという単語から、哲学的発想のインスピレーションを受けたとしても・・・
「ドイツ語、すっげー」って思ったでしょうね。

その気持ち、なんかよくわかる。
ドイツ語、すっげー!なんですよね!!
ヘーゲルがドイツ人じゃなかったら、アウフヘーベンとは言わなかった。その哲学的概念はアウフヘーベンとは呼ばれなかった。
ドイツ語だったから。もともとaufhebenに、廃止と維持という意味が含まれていたから・・・止揚という意味が加わることになった。
ドイツ語、すっげー!!

という解釈でいいんだろうか???

お願い☆哲学の知識、ほぼゼロに等しいので、もし詳しい方がいたらレクチャーしてくださるとうれしいです。
解決のヒントになりそうな資料を教えてくださるだけでも助かります。
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