先日、人材エージェントさんとミーティングしてました。
と言っても、1時間のうち50分は雑談しちゃうワイなので、今回もその例に漏れずといったところ。
色々な話題を巡らせていましたが、ひとつネタに使いたい話題があったので取り上げます。
その話題というのが、『採用担当者のキャラに惹かれて入社を決める人って意外と多いよね』ってこと。要は、採用担当者の表情や姿勢・熱量・話術などに左右されるって意味です。
そもそも採用担当者なんて社内見渡して「見た目がシュッとしてる」「仕事ができそう」「話がうまい」みたいな観点で選ばれることが多い。会社の看板みたいなものですし。もう一つは会社の理念や代表者の代弁者となり得るか、という観点も。
だからキラキラしてるものなんですよ。
それを分からずに『この会社で働きたい!』『この人と仕事したい!』って入社を決めてしまう人が多いらしい。
そのエージェントは冷静に判断してもらうためにクールダウンさせるように努めてるみたいですが、ボルテージ上がっちゃうとなかなか冷めないから難儀ですよね。
そもそも採用担当のミッションは『いい人を見つけて誘導すること』です。その数を増やすことで担当者は役割を全うできるわけですから。
それを理解して接することができなければ、誤った判断をしかねません。特に転職失敗している人はこの傾向が強いのかもしれないな〜(※個人の感想です)
けどこの状態って、彼女(または彼氏)と付き合ってる状態と一緒なんじゃねーかな。お互いのキラキラしたところしか知らないから、付き合ってる文には楽しいしお互いボルテージも上がってる。
だけど結婚となるとまた違うよね。長い時間過ごすことになるわけだから、会社に入社するのと同じでしょ。お互いのイヤな部分も見えてくるし、最初に抱いていたイメージと変わってくることも出てくる。
そんでもって気に入らないから離婚(退職)となるわけで。
そう考えると、改めて採用担当って真摯であるべきだと思うのね。
自社のダメな部分も伝えてしまっていいんじゃないか?そこは隠し事したらアカンと思うわ。どうせ入社したら分かることなんだから。
その上で、それを補って余りある魅力やアピールできるポイントを伝えれば良いのだと思う。相手が正しい判断を行えるように正しい情報提供をすることって、結果として採用にかかる費用や入社ごとの育成コストを考えると最も合理的だと思う。
よく見せてもメッキは剥がれる。
剥がれた後のイメージは最初よりも悪化する。
ならば採用担当としてどう接すべきか・・・答えは簡単ですよね。