3.新たな出会い
そこからなんとか講師デビューをして
”九州エリア〜山口エリア”を大移動する
出張の日々が始まりました。
私自身、なんとか新しい地でも馴染んできて
仕事もできるようになりました。
自分で言うのもなんですが…
昔の自分からは考えられない位の成長を遂げました。
人に教えることがスタートして、生徒がメイク
を必死に覚えて頑張っている姿を見ると今までの辛さが吹き飛ぶくらい…。
なんか「人に教えることって奥深いな。」
としみじみ思っていました。
体感では2年くらいに感じていましたが…
3ケ月の出来事だったんですよね。
これだけ、詰まっていると時間の感覚が
分からなくなってしまいます。
人間はある意味「追い込まれた方が成長
速度が早いのかもしれない…」と。
過ぎたから言えることですけどね。
その後、あまりの出張とハードワークの
日々にダウンして地元に戻ります。
友人に紹介されて別の会社に転職。
職種は変わりませんが仕事内容は変わり
多岐に渡りました。
メイクを教えることは引き続きやっていたのですが、会社で新たに
「個性学を使ったカウセリング」をお客様向けにやっていくことに。
内容説明とそこで
「個性学のセミナーと体験会」が開催されたんですね。
以前、自分のことを知りたくて占いや診断して
もらったり本を読んだりしていたので凄く楽しみでワクワクでした。
生年月日から誰もが2つの個性があり、
特徴や傾向があって能力も分かる。
今年の運気の流れはこんな感じ。。。
「私はこの2つの個性だから、こういう行動をするのか…。へえー。」
終わった後でみんなで感想を言い合いました。
「当たってた?。」
「よく分からなかった…。」
ちょっと、胡散臭ささえも感じて、こんなもの
で決められたくないと思ってしまい…
いまいち「ピン」とこなかったんです。
個性学は分かりやすい人と分かりにくい人といて
当たっている人もいましたが
「難しそうでよく分からない」というのが最初の印象。
最初に個性学のセミナーを受けた時には感動しな
かったし、やる気にもなっていなかったのですが
・・
半信半疑のまま「基礎コース」を習い始めました。
受け始めると一転、個性学の授業はとても面白く
楽しみながら受講生同士でディスカッション。
グループで課題を考えたり、周りの人と
話し合いながら学んでいきました。
全員でその人のいい所を書き出して発表会。
ダメ出しや嫌な事は言われたことはあるけど…
私の事を知らない人から”いい所”を言われる。
「いやいや、そんなことないです。」
となんだか照れくさく、嬉しかったです。
個性学の内容を学ぶ度に理解が深まっていき
「なんか、個性学って面白いじゃん。」って
思えるようになりました。
1つ1つの個性を理解できてから
「人と自分を比べても仕方がない。」と思うようになり、
捉え方も変化していきました。
行動パターンを知ってから更に面白くなりました。
「自分の行動でこういう所あるわー。」
「あの人はだから、こういう行動をしていたのか。」と納得。
あのズケズケいうのはこのタイプなのね。
このタイプは頼みごとを断れないのか…。
年齢の割にはしっかりしていたのは、この個性が
あったからか…。
感覚人間の私にとって理屈・理論は難しかった
ですがイメージをしながら自分なりに解釈して
いきました。
最終的にはやっぱり面白い。。。
これから凄く大きな転機を迎えることになるとは
想像もしていませんでした。
衝撃的なことがある日、起きます。
朝、会社に行くと貼り紙があり…
「倒産」の2文字が目に入ってきました。
絶望……。
本当に、私の人生「次は何が起こるの?」って
感じで、砂が崩れるように頑張ってきた事も
何もかも一瞬にしてなくなってしまいました。
「なんとか生きているし、辛い経験は人生の糧になる」
と後になり思えるようになりました。
昔「無口だね」って言われて人と話しをすることが
苦手で自分の意見も言えなかった私が…。
少し、人と違うことを言ったら「変わっている」
と言われていた私が…。
この個性が凄く嫌いでしたが、逆に救われていたなんて
思いもしなかったです。
もし、これが違う個性なら・・・
精神的にちょっとやばかったかもしれません。
ありがとう。
それから「自分は自分でいい。」って胸を張って
言えるようになりました。
4.個性を活かすマネジメント
その後、「別の会社で一緒に仕事をしよう。」
と友人が誘ってくれました。
私以外にも知っているメンバー数名と
新しい美容の会社に入社することに。
そして、後から分かる事ですが・・・
友人と一緒に入社した会社は
蓋を開けてみると「倒産寸前」でした。
どうにかして倒産の危機を乗り越えるため
日々奮闘しました。
お店で働いていた中で幹部社員以外は、
この状況を知らされてはいなかったので
かなりのアウェイ状態。
今までいるメンバーにとにかく
受け入れてもらわないといけません。
「ドラマの中の世界か?と思うくらい…」
店に私たちの席はなく、社員に白い目で見られてました。
そして店に席はなく、外の階段が椅子で居場所
だったんです。お昼ご飯もそこで食べていました。
本当、侘しかったですね・・・。
いや、虚しかったし悲しかった。
最初は何も出来ないので自分が以前やってきた
個性学の診断をお客様にカウンセリグをする日々。
気がつけば500人以上、それ以上?
ハッキリとした人数を忘れてしまった
のですが何千人は診断していると思います。
別の悩みの相談も受けたりして、多くの人に
個性学を知ってもらいました。
毎日、次から次へと忙しかったですが
「働けるところがある。」って
当たり前ではないし、有難いって思ってました。
そして、一緒に入社したメンバーと分担して
「社員マネジメント」をすることになりました。
会社を立て直す為に
「短期間での売上アップ」
「社員マネジメント」が急務でした。
現実的に客数に対して自分達だけで頑張って
売上を上げていくにも限界がありました。
以前、別の会社で店長をしていて、個別対応は
出来ても本格的なマネジメントはしたことがありませんでした。
コーチングや通常のマネジメントの研修も受けて
教えることは出来ても皆を巻き込んでまとめて
いく事は大の苦手…。
それでも、苦手とかも言ってられない状況。
で頑張るしかない。
現場にメインに入るのは1〜3年以内の社員
だったのでバタバタした中で普通に話をする
のも一苦労で。
まず、コミニュケーションも取れない。
参りました。。。
そこで考えた挙句…時間も期間もないので勉強していた
「個性学」を活用してマネジメントをすることに決めました。
自分に向いてないとしても「個性学」
を使ってやれば出来るかも知れないと…。
私が担当したのはお客様と話をすることが
苦手だった2人。。。
2人は「どうやって仕事をしたらいいのか?」
ただ不安で流れ作業的に仕事をしていました。
私がこの方法を使ってみようと思ったのは
・・・マネジメントが苦手ということもあり
ましたが、2人の力を引き出したかったから。
そして、毎日楽しく仕事をして欲しかった。
実は個性学を教育に取り入れることは海外が
が主流で日本でも他で使われていたりします。
ただ、内容を理解して実行するには難しすぎて
実際に大きく成功している事例は聞いたことが
ありませんでした。
安易な発想だったかもしれません。
でも、もうこれに賭けてみようと思いました。
個性学は簡単に言うと「性格と行動の傾向」
を知って、それを元に関わり方を変えていくこと。
さらに言えば「相手の個性に合わせて受け取り
やすい言葉を使っていく」こと。
そうしていくと、
相手の態度や反応に悩まなくてよくなりました。
基本を押さえて覚えてしまえば、対応がスムーズなんです。
まず、詳しく教える必要も覚え込ます必要もなく
2人に全体的な個性のポイントだけ伝えて、
だいたい把握してもらいました。
お客様の個性も生年月日から個性の特徴を出して
気をつける所だけ伝えて。日々実践。
新たな試みでしたが「個性学」をマネジメントに
取り入れてみた結果、2人には上手くマッチして
「変化するスピードがめっちゃ速かったです。」
感想を聞くと「個性を知っていることで、事前に
考えて行動できるようになり、人に対しての苦手
意識がなくなった。」
また「お客様の反応悪く合わないと思っても個性
が違うから仕方ないと思えるようになって凹まな
くなった。」と言ってました。
2ヶ月以内には業務に対する苦手意識をなくし、
店舗で1、2位の売上が出せるようになってくれました。
自慢の2人でした。
得意なことを活かして迷わず仕事ができるよう
になり、2人共が楽しそうにお客様と話をする姿
を見て「すごく頼もしくなったなー。」と私も
自分の事のように嬉しかったです。
第三弾に続く