ビジネス英語日記 #4 コンプラ違反?!

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ビジネス・マーケティング
こんにちは、Brandonと申します。
日系総合電機メーカーで海外営業をしています。
ここでは、私が日常業務で実際に体験した英語表現を
発信させていきたいと思います。

今日は第四回目です!
今日は仕事で嬉しいことがあったので、日記らしく(笑)、
その喜びを英語表現と共に皆さんにお伝えしたいと思います。

多くの日系企業では今月で年度締めになり、
来月から2021年度がスタートすると思います。
私の勤める会社も来月から新年度ですので、今日は現地法人のメンバーと
新年度のキックオフ会議に使う資料のレビューをしていました。
(前年度の振り返りや、新年度の目標を担当毎に語るアレですね)

現地人のメンバーの中で1人、資料の中に
「What I couldn’t achieve: lost a large project for a compliance issue」
(達成できなかったこと: コンプラ問題のために大きな案件を落としました)
…と書いてあることに気が付きました。

私「May I know what you are trying to describe with this?」
(ここは何を伝えようとしているか教えてもらえますか?)

担当「I found out our partner was involved in a bribery,.
so we decided to give the opportunity up.」
(パートナーが贈収賄に関わっていることが途中でわかったんです。
だから、案件から降りることにしました)

ちなみにこの担当のカレ、20年度の営業成績はかなり悪かったんです。
正直、このままの成績が続けばいつかはクビになってしまうかも、というほど
パフォーマンス的には厳しい状態なのですが、案件に関わるパートナー企業が
(恐らくエンドユーザーに)ワイロを渡していると知り、上司に相談して
案件から降りる判断をしたというのです。

皆さんはこの話を聴いてどう感じるでしょうか?
私はこの話を聴いてとても嬉しくなりました。
営業数字が足りず彼も苦しい状況であるなか、
企業の看板を背負って仕事をする以上コンプライアンス遵守を優先し
勇気と意思を持って案件を降りる判断をしたのですから。

私「I think it’s not something you couldn’t achieve.」
(それって、達成できなかったこと、っていうのとは違うと思います)

「You stepped down from the suspicious project at your own will.
   We won’t call it a fault, We call it a strong will.」
(あなたは自分の意思で疑わしい案件から身を引いた訳ですよね。
 それを失敗だとかは思わないですよ。強い意思だと思います。)

そう言うと、彼もとても安堵した様子で私の言葉に喜んでくれました。
でも本当に本心です。こんな仲間を持てて心の底から誇らしいと思いました。

社会のコンプライアンスに対する要求が高まるなか、
こうして社会のルールを遵守するためには自分の営業成績は厭わない。
確かに彼の成績には問題がありますが、なにかしら彼の行動が報われるような
そんな機会が作れたらなと思った1日でした。

あ、英語フレーズの解説できてませんね!(笑)

“Step down from ○○ at your own will”

Step down from > ○○から降りる、引き下がる、手を引く
at one’s own will > 自らの意思で

あまり使う機会の多くない表現かもしれませんが、
今回のように、本人の強い意思を尊重する場面では有効な表現ですね。


と、いうわけで本日は本当に日記めいた内容になってしまいました(笑)。

私はまだココナラではお仕事を始めたばかりなので実績はありませんが、
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