がん治療 オピオイド(麻薬系鎮痛薬)のこと 大切な時間 生活の質を高めるために

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コラム
こんにちは。
うさぎです。

がんの痛みはかなりコントロールできる時代になってきました。
痛みをうまくコントロールすることは生きることにつながります。
今回はオピオイドのことを詳しくご紹介します。


オピオイドとは

麻薬系鎮痛薬のことです。

日本人はオピオイドをあまり使われていないと言われていましたが、
最近はある程度適切に使用されるようになってきました。

一方で 最近、北米やヨーロッパでは、オピオイドが必要以上に使われて問題になっているそうです。



*痛みが軽くなると、大切な時間の 生活の質を高めることができます。

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オピオイドについて
川崎市立井田病院化学療法センター医長・緩和ケア内科医師西智弘先生の講座を聴講しましたので、エッセンスをご紹介します。

💛オピオイド💛

身体的な苦痛にはオピオイドは我慢しないで使ってよい。 

ただし屯用を1日4回以上使っても苦痛が緩和されないときは主治医に相談すること。(次の診察まで待たずに早めに相談すること)
場合によっては緩和ケア医師への紹介も

オピオイドだけでは緩和されない苦痛もあります。
その場合は、鎮痛補助薬(神経痛に効くお薬など)組み合わせてオピオイドの乱用を防ぐことも大切。

苦痛緩和の目的は『痛みをゼロにすることとは限らない』

「夜眠れること」
「安静時の痛みがないこと」
「日常生活に支障のないこと」

など 段階的な目標を設定します。

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医学はどんどん進歩しています。

がん=死 ではなくなってきました。
がん転移再発=死 ということでもない時代がきました。


今 生きている時間
自分が望むように使うために
”痛みは我慢”ではなく、
痛みをうまくコントロールすることの重要性は高まってきています。


💚

痛みをじょうずにコントロールしたい時

・主治医の先生に相談しましょう
 同じ病院に”緩和ケア”の専門医がいたら、紹介してもらうこともgood!


・看護師さんや、薬剤師さん、がん相談支援センターの相談員さんの相談するのもいいです。必要あればドクターにもつないでもらえます。


・自分でできること 痛みの観察 

いつ、どれくらいの痛みなのか(1~10段階でどのくらいか数値化して記録するのもおススメです)

痛みが軽くなったら”こんなことをしたい”という内容を具体的に医師に伝えるのも、痛みのコントロールを一緒に考えてもらうのに役立ちます。









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