予測術 ~企業の時代と社内現象~

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占い
企業は時代の推移の中で理想的な変化があります。
理想的変化をしていく事が企業の継続・発展につながります。

企業・組織集団の時代区分

①企業の始めは創業時代
②目標達成時代
創業時の目標達成を果たし、ある程度の安定の時代に近づきます。
③安定発展時代
目標が達成されると、いよいよ安定発展の時代に入ります。
④福利厚生時代
安定発展が推移していくと企業の福利厚生が充実してきます。
⑤経営再構築時福利厚生の過分な充実で、企業が疲弊し経営再構築が始まる。

企業の各時代のおける社内現象

①創業時代(動乱時代)
既存企業の溢れる世の中に新規参入していきます。
企業として強引に、社会参加をしなければなりません。
行きつく間もなく、安らぎもなく、多忙でさしたる
見通しもなく前進して行く状態です。
②目標達成時代(習得時代)
企業として社会と業界に足掛かりを得た段階です。
とにかく社会参加という第一目標を達成する段階です。
ここで、さらに一歩高い、目標の掲げその目標達成のための
人材確保と研究開発にエネルギーを注ぐ時代となります。
新たな創意工夫を凝らし、企業の社会進出の足取りを
緩めない事が重要な時代です。
③安定発展時代(平和安定時代)
企業としてどうやら安定性が増し、
上下関係と各自の役目が鮮明になる時代です。
全社一丸となって組織の大きな成長をもたらす時代です。
④福利厚生時代(庶民台頭時代)
企業の発展は全社的にゆとりをもたらします。
そのゆとりはやがて個々に還元されていきます。
大きな発展をする企業の中には、社宅の建築、
保養施設の建設、社員の報酬を充実させていきます。
しかしこの時期に社内還元を実行しないで
一部の人のみが独占する場合は将来の発展が相当に制約されます。
⑤経営再構築時代(権力時代)
過分な福利厚生時代の反動が現れる。
福利厚生時代の次に来るのが経営の反省と立て直しの時になります。
ここで反省と再構築に向かわない企業は市場から敗退していきます。

上記の企業推移がそのまま企業の成長へのステップになっています。
つまり企業の成長は五つの時代をうまく循環していければ
企業は継続して発展しきます。
五つの時代のいずれかで、その推移をしくじると
次代に継続する事が不可能になります。
企業の平均寿命が30年くらいだと言われる所以です。

企業の成長ステップ

①第一ステップは、創業時代を10年間継続
②第二ステップは、目標達成時代を10年間継続
③第三ステップは、安定発展時代を10年間継続
④第4ステップは、福利厚生時代を10年間継続
⑤第五ステップは、経営再構築を10年間継続していきます。


企業の時代の推移における重要な分岐点

目標達成時代から安定発展時代に推移する時は、
企業の大きな分岐点!(創業から14~5年)
また、経営再構築時代から次の時代に至る時が大きな分岐点!
この二つの分岐点は、経営の手法を変革していく分岐点であります。
経営上、最も大きな苦しみの時期に遭遇するのは、
経営再構築時代の約10年間になります。
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