前回のブログでは一貫性のある志望理由書において重要な3つの「私」(過去、現在、未来)について説明しました。もし、前回の内容について確認したい方は前回のブログをご確認ください。
前回では受験生Aさんと受験生Bさんの比較から、大学で何を勉強してその知識をどのように社会に還元してくかの過程に論理性がる場合一貫性のある志望理由書が作成でき、この状態は3つの「私」のうち2つを満たしていると書きました。
では、大学受験以前で何を意識しながら生活すれば3つの「私」を満たした、最強に一貫性のある志望理由書が書けるのか。ポイントは2つあります。1つ目は志望理由書で記載する、「将来の夢、展望、目標」を持つようになったきっかけづくりを行うこと。2つ目は「将来の夢、展望、目標」に近づけるような活動を行うことです。ちょっと難しく聞こえてしまうので簡単に解説していきます。
1つ目は志望理由書で記載する、「将来の夢、展望、目標」を持つようになったきっかけづくりを行うこと。
具体的に将来の夢、展望、目標について考えてみます。例えば、前回のブログで登場した受験生Aさんを参考にします。受験生Aさんの夢は「外交官」になることです。下記の文章では受験生Aさんのきっかけづくりについてです。
受験生Aさんはの父親は現在、外交官でアメリカ大使館に勤めています。仕事の関係で幼少期はアメリカのオハイオ州に住んでいました。受験生Aさんは外交官として働く父親から外交官の職業の話をいつも聞いていました。そして、現地の中学に通っていた頃から父親に憧れ始め、外交官の職業を調べるようになりました。
これが受験生Aさんのなぜ外交官になりたいのかのきっかけでした。きっかけすくりにおいて最も重要なことは「Why?(なぜその夢をもったのか、なぜその職業につきたいのか、なぜその目標を持ったのか)の部分を明確にすることです。そして、きっかけを文章化して志望理由書に記載すればきっかけづくりの完成です。
日本帰国後、高校生になった受験生Aさんは外交官になるために日本に留学に来ている留学生などと交流を重ねるだけでなく、英会話に通い外交官になるために努力をしてきました。
それでは受験生Aさんのきっかけの部分を文章化します。
受験生Aさん:私が外交官になりたいと感じたきっかけは父親の影響だ。父親は現在、アメリカ大使館に勤めている。その影響で幼少期はアメリカに住んでいた。アメリカ住んでいた頃、父親から外交官について話を聞く機会があり、その父親での職場での話から外交官に対して興味や憧れを持つようになった。
アメリカ大使館に勤めていた外交官の父親→父親からの外交官の話→魅力を感じて、憧れた→インターネットなどで調べたという一連流れを表しています。
このきっかけづくりを志望理由書に記載することで、教授陣は受験生Aさがなぜ外交官になりたいのかの「why?」の部分を理解することが可能になり、受験生Aさんの気持ちに共感することができます。きっかけを書かないとなぜ外交官になりたいのかがもやもやして、よく受験生Aさんのことが理解できません。きっけかけの部分がないのはこのような点においてマイナスポイントです。
2つ目は「将来の夢、展望、目標」に近づけるような活動を行うことです。
例に沿って、受験生Aさんでお話しします。
外交官に憧れを覚えるようになった受験生Aさんは積極的にインターネットなどで外交官に関する知識を調べるようになりました。外交官になっている人は学生時代に外国人の方と積極的に交流してるということがわかり、さらに英語の資格なども必要だとわかりました。その後、外交官という目標を見据え、受験生Aさんは高校に入学すると留学生と交流するイベントや英会話に通うようになりました。これらの活動を通して受験生Aさんは異文化交流や語学の向上に励みました。
同様に受験生Aさんの流れを意識しながら文章化します。
受験生Aさん:外交官に憧れるようになった私は積極的にインターネット外交官に関する知識を深めた。他の外交官のキャリアなどを調べていると学生時代から、外国人の方と積極的に交流していること、英語資格試験において基準に達した点数を取る必要があるとわかった。故に、学生時代は留学生との交流や英語資格試験に備え英会話塾に通い、異文化交流や語学力の向上に励んだ。
この目標を見据えた活動や努力を志望理由書に記載することで、積極性や目標に対する具体的なアプローチというのを教授陣に対して明確に示すことができます。目標として漠然と描いているだけでなにもしないのではなく、それに向かった何かアクションを起こしているという積極性は非常に評価されますし、周りの受験生とも差別化ができます。そして、「この積極性を大学でも活かしてくれるのではないか」や「うちにはこんな魅力的な留学制度があって、受験生Aさんにはぜひ挑戦してほしいな」などの比較的ポジティブな評価につながります。長文の志望理由書にぜひ書いてほしい内容です。
まとめ
1つ目と2つめの文章を合体させてみるとあなたの過去は具体的に教授陣が想像できるほど魅力的なものになります。試しに、受験生Aさんの文章をまとめてみます。
私が外交官になりたいと感じたきっかけは父親の影響だ。父親は現在、アメリカ大使館に勤めている。その影響で幼少期はアメリカに住んでいた。アメリカ住んでいた頃、父親から外交官について話を聞く機会があり、その父親の職場での話から外交官に対して興味や憧れを持つようになった。外交官に憧れるようになった私は積極的にインターネット外交官に関する知識を深めた。他の外交官のキャリアなどを調べていると学生時代から、外国人の方と積極的に交流していること、英語資格試験において基準に達した点数を取る必要があるとわかった。故に、学生時代は留学生との交流や英語資格試験に備え英会話塾に通い、異文化交流や語学力の向上に励んだ。
この文章で受験生Aさんはどうして外交官を目指すようになったのか、どのような学生時代は行っていたのか理解できると思います。志望理由書にきっかけや学生時代の活動を書くことは、現在ではテンプレでかつ必須事項になりつつあるのでぜひ参考にしてみてください。
今後、このようなAO入試、推薦入試に役立てる情報をどんどん発信していきます。私が出品しているサービスもぜひご確認ください。
【上記サービスについて】
上記サービスでは添削を通して「志望理由書の構成が分からない」「文章力に自信がない」という方でも、あなたの大学に対する気持ちを最大化した志望理由書の作成にを全力でサポートします。本サービスは2,000円で合計3回分の添削の料金とし、3日以内で添削を行います。それ以降はオプションでの対応とさせていただきます。ぜひ、あなたの推薦入試、AO入試にご活用ください。