健康について思うこと

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コラム

健康とは、何かを足して完成するものではなく、
誰かと比べて測れるものでもない。

元気そうに見える誰かの姿や、
理想的な健康像を追いかけるほど、
『私』の輪郭は弱々しくなっていく。

「これで良くなるはず」

そう信じた瞬間の高揚は、確かに力をくれる。


けれどその波が引いたあと、
また次の答えを探し始めてしまうこともある。


そうやって健康を求めるエンドレスの彷徨いの旅に。


人を本当に立たせているのは、
方法や正しさよりも、

内側に灯る「向かいたい方向」なのではないか、
と思う。



使命や違和感、
幼い頃から引っかかっていた問い。


そこに本気で触れ始めると、

「健康のために何をするか」は、主役ではなくなっていく。


元気になったら始めよう、ではなく、
始めてしまったあとに、
身体がついてくることがある。


万全ではなくても、
「向かいたい」という気が、エンジンになる。

いつもエネルギーが先で、物質は後から。


身体が重いとき、
足りないものを探すより、
一体長年、何を感じ続けてきたのかを思い出す。


魂が長い時間かけて集めてきた感覚を、
沈黙のまま引き受けてくれていた私の身体。


違和感を覚え、立ち止まるのは、
弱いからではなく、感じ取れてしまった証かもしれない。


その感覚を無視せず、言葉にし始めたとき、
バイタリティは静かに戻ってくる。

Makiko 


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