1.「頑張らなくちゃ」とか「頑張ろう」と思うとき
「もっと頑張らなくちゃ」
「さあ頑張ろう」
「よし、頑張るぞ」
という気持ちになる時、私達は前向きな状態と思うでしょう。
また、あなたの周りにそのような人がいたら、あなたは応援するでないでしょうか。
一般的に、そのような態度は「前向き」とか「積極的」と評価されます。
つまり、「頑張ろう」とは、好ましい状態と判断されているわけです。
2.「頑張らないと」とか「頑張ろう」の背後にあるもの
しかし、「頑張ろう」と思う心理的背景に何があるのか、あなたはご存知でしょうか?
それは、他者への期待や競争心、認められたいという欲望など、他人の評価など、他人からの影響を受けているわけです。
他人から良く思われたい。
そのような気持ちや期待があるから、頑張ろうと思う。
この時、自分の心の声に耳を傾けてみましょう。
あなたの心は何を伝えているでしょうか...
「頑張ろう」という気持ちは、すでに自分が限界を超えている証拠かもしれません。
自分の能力やキャパシティ以上のことに挑戦しているからこそ、このような気持ちが湧くのです。
3.無理しているから、逆に頑張ろうと思うカラクリに気付く
つまり、頑張ろうと自分に気合を入れているのは、既に自分が持っている本来の能力を超えようとしているからです。
だから、能力以上のことを気合で乗り越えようとしている状態になっている。
それに気付くことが大切です。
なぜなら、無理は長続きしないからです。
日常生活において、普段私達はあまり「頑張ろう」という気持ちにはならないのではないでしょうか。
たとえば、「よし頑張って歯磨きしよう」とか「頑張ってお風呂に入るぞ」という人は少ないと思います。
それは頑張らなくても出来るからです。
それは日常の簡単な行為です。
頑張ろうとか、頑張らないとというような気持ちが湧いたとき、自分の心がすでに「無理をしている」と警告を発しているわけです。
4.心の声はあなたのセンサー
自分の能力や収容力を超えることに挑戦しているため、あなたの心は「ペースを緩めてください」「無理をしないでください」と訴えているのです。
この心の声を無視し続けると、途中で挫折してしまうことがあります。
また、この挫折により「私には無理だった「私はできなかった」と自己評価が低下し、より自分を追い込み苦しい状況に陥ってしまいます。
だから、「もっと頑張ろう」「頑張らないと」と思ったとき、心の声に耳を傾けることが大切です。
むしろ、一息いれてお茶を飲んだり、好きな音楽を聞いてリラックスする。
一旦、手掛けていることから離れることが大切です。
それにより、気力が満たされ、客観的視点から考えられるようになり、新たなアイデアが浮かんできます。
あなたの周りに、いつもサボっているように見えて、結構仕事が出来る人と、いつも頑張っているのにあまり成果が上がっていない人がいませんか。
ここまで説明したことが、その違いを生み出しています。
頑張るのではなく、自然にやろうという気持ちになるまで、ペースを落とすこと。
この勇気を持ちましょう。