こんにちは。
大手予備校での小論文指導13年、プロ講師のハルタです。
慶應SFCの小論文の対策、進んでますか?
「とりあえず関連書籍を読み漁っている」
「過去問を解いてみたけど、あってるのかどうかわからない・・・」
そんな感想をもつ受験生、多いと思います。
今回は、私がSFCの答案を添削する中で、
特に目につく「受験生によくあるミス」を、3つ解説します。
もし一つでも当てはまっていたら、今すぐ軌道修正しましょう!
ミス1:読書感想文みたいな答案を書く
SFCの小論文は、非常に長い課題文や、複数の資料を読ませるのが特徴です。
その結果、多くの受験生が答案の大部分を、「課題文への感想」で埋めてしまいます。
◆ SFCはあなたの「感想」を聞いていない
SFCが知りたいのは、あなたの「感想(I think)」ではありません。
あなたの「分析(I analyze)」と「提案(I propose)」です。
感想ではなく分析を。
お気持ち表明ではなく、物事の批評をする必要があります。
どこまでが感想で、どこからが分析か。
自分が読書感想文ではなく小論文を書いているかどうかは、
添削してはじめて気づくこともあります。
まずは、自分で判断するのではなく、
周りの先生や大人でもよいので、第三者の意見をいれていきましょう。
ミス2:一文が(無駄に)長い答案
「SFCの小論文は、複雑な概念を扱うから、文章も複雑で知的に見えなければならない」
そう勘違いしている受験生が、驚くほど多くいます。
【典型的な不合格答案】
「現代社会において重要とされる多様性は、個々の価値観を尊重することであり、それは情報化の進展によって加速されたが、一方で分断を生む危険性もはらんでおり、私たちはその利点と欠点を理解し、適切なコミュニケーションを模索していくことが必要であると考えられる…」
…息継ぎができません。
これは「知的」なのではなく、単に「思考が整理できていない」だけです。
◆ 「一文が長い答案」は、論理を曖昧にする悪い書きかた
一文が長くなればなるほど、「主語」と「述語」はねじれ、「原因」と「結果」の結びつきは曖昧になります。
採点者は、「結局、この受験生は何が言いたいんだ?」とストレスを感じ、
あなたの論理性を低く評価します。
SFCで問われるのは、複雑な問題を「いかにシンプルに分解し、明確に説明できるか」という力です。
◆【対策】点を打ちたいとことに丸を打つ
対策はシンプルです。
点を打ちたいところで丸をうつ。
これだけです。
先ほどの長い文を分解してみましょう。
「現代社会において多様性の尊重は重要である。
情報化の進展は、この流れを加速させた。
しかし、それは一方で『価値観の分断』という新たな問題も生んでいる。
したがって、私たちは情報化の利点を活かしつつ、分断を防ぐ仕組みを設計する必要がある。」
いかがでしょうか。
一文一文は短く、平易です。
簡単すぎると思うでしょう。
しかし、一文が長いより、こちらのほうがよっぽど点数が高いのです。
文章全体の「論理構造(主張→事実→問題→次の展開)」は、
比較にならないほど明確になりました。
SFCの小論文では、難しい言葉を並べる必要はありません。
簡単な言葉を使い、「接続詞(なぜなら、しかし、したがって)」を正しく使って、論理の骨格をクリアに示すこと。
それが「知的」な文章です。
ミス3:解決策を「個人の努力」に求める答案
これは、SFCの小論文において**最も致命的なミス**と言っても過言ではありません。
SFCの小論文では、多くの場合「問題を発見し、解決策を提案せよ」という構成が求められます。
そこで、解決策の例として、以下の答案があるとしましょう。
「国民全員が、環境への意識を改める必要がある」
「社会全体が、子育ての大切さを理解し、助け合うべきだ」
これらはすべて「解決策」ではありません。
ただの「精神論」であり「道徳論」です。
◆ SFCは「仕組み(システム)」をデザインする
解決策とは、社会をどう仕組みにすれば問題が解決するかということです。
精神論や個人の努力を解決策としてはいけません。
SFCが求めるのは、
社会問題を解決するための「政策(ポリシー)」や「仕組み(システム)」を具体的に設計(デザイン)できる、未来のリーダーです。
まとめ
これまで、SFCの小論文で絶対に避けるべき3つのミスを確認してきました。
1. 「感想文」を書かない。
2. 「長い文」を書かない。
3. 「精神論」に逃げない。
SFCの小論文は、確かに特殊です。しかし、問われていることは「知識の量」ではなく、「物事の考え方」です。
この3つのミスを回避するだけで、あなたの答案は「その他大勢の不合格答案」から抜け出し、採点者の目に留まる「SFCらしい論理的な答案」へと劇的に変わるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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