アカデミック考察(その4)法助動詞とは?(後半)

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 前回のアカデミック考察では、「can、may、must」と「should、would」の2つの法助動詞について解説しました。
 今回は、残る法助動詞である「ought to、used to、dare、need」と、「助動詞+have+過去分詞(PP)」について説明します。 

ought to、used to、dare、need

 第三群のグループは、純粋な法助動詞と似たような意味を持つ擬似法助動詞を含みます。
 ought toは、shouldと互換できる「〜べきだ」や「〜はずだ」といった義務、蓋然性の意味があります。ただし、shouldよりは、客観性が強い表現とされています。 
 used toは、「〜だった」などと、過去の習慣や、過去の状態を表す言葉として使います。wouldも過去の習慣を表す言葉として使われますが、used toは、現在形がなく、現在はその行為、状態がなくなっていることを含意しています。
 needは、法助動詞の用法として疑問・否定の文で使われます。本動詞としての用法は、need toと使います。
 dareの用法も、needと同様に、助動詞と本動詞の2つです。助動詞の場合は、否定文、疑問文を使い、否定文では、「とても〜ない」の意味を表現するほか、疑問文では、How dareと「どうして〜できる」という怒りの表現で使います。I dare say~という慣用表現では、「おそらく〜だろう」といい意味を表します。

助動詞+have+過去分詞(PP)

 過去に言及する用法としては、助動詞+have+過去分詞を使います。この場合の過去は、実現されなかった過去を含意する場合があります。
 この用法における意味は大きく、推量、義務、可能、不必要の4つです。推量はさらに、could have+PP、may have+P「だったかもしれない」などと表現される可能性、should/ought to have+PP「〜はずである」と表現される蓋然性、must have + PP「〜だったに違いない」と表現される必然性の3つに分類されます。
 残る義務、可能、不必要は、義務がshould/ought to have+PP「〜すべきだったのに」と表現されるほか、可能はcould have+PP「〜することができたのに」、不必要はneed not have+PP「〜する必要はなかったのに」と表現します。
参考文献集
小菅隼人「英語Ⅰ」慶應義塾大学出版会、2019年
中野清治「英語の法助動詞」開拓社、2014年

上記のように、アカデミックレポートの例文制作を手掛けています。経済学を中心に対応いたしますので、お気軽にお声がけください。

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