気楽に読んでください、呼吸のおはなし ~その100~

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皆さま、いつも本当にありがとうございます。
ついに100回目到達です。
もっと感慨深いものがあるのかと思っていましたが、特にいつもと変わらず普通でした。
読んでくださっている方々の存在の有難さ、そして、普通に日々を送れていることへの感謝は当然のように常に感じていて、節目の回数というのは、確かにそういった思いをより強くするとは思います。
こうしてとにかく大体決まった時間に毎日記事を更新してみて感じることは、行き着くところ結局は発信者である僕が一番学びや気付きを与えてもらっているということ。
初めの内は確かにワークショップへの参加呼び掛けの一環として書いていたのだと思いますが、結構早い段階の途中でもうそういった魂胆は度外視して、とにかく正直に書くことが主眼となって来ていました。
ここ数日の内容などは特に、想像というかイメージの勢いが強くて画面上の文字情報だけでは全く共感してもらえないことも承知で書いていますが、あれらは呼吸や体のことにある程度集中出来た時に恰も雲間から景色が現れるように視界に入って来るものです。
なので、そのイメージや映像に普遍性があるのかどうかは分かりませんし、きっと、人の数だけ違う受け取り方があるレベルの話なのだとは思います。
だから例えば、自分の中に地球が宇宙が見えたとか、そんなことで不思議さ余って大騒ぎすると、ただのまやかし、血迷った世界への入り口にしかなり得ない、そんな考え方も成り立つでしょう。
そういう時に大事なのは、その視界に捉えた景色やイメージが何処と繋がっていて、それが即ち何を意味し物語っているのか、もっと深く、もっと奥で捉え切ることで、生きている存在に共通の大切な何かへと感覚が開かれて行く、そういうことなのだと思います。
それから更に大切なことは、そのようなイメージとか、深くて奥にある何かを得る為に、そういう目的や前提で呼吸をするのでは無いということです。
あくまでも、このブログでの呼吸に関する大前提、主たるご提案として掲げ続けているところの、雑念すらも気にしないで、今ある呼吸をいじったり操作しようとしたりせずに、そのまま肯定し認識した上で眺めること、これが大事です。
そうした中で、普段考え事をしている頭とは違う領域が賦活化し、ちょっと突飛とも思えるような気付きが出て来るようになるのです。
なので、繰り返しにはなりますが、殊更に雑念を何とかしようと躍起になるよりも、呼吸が実はそのまんまでこんなにも気持ちの良い、心地好いものなんだと感じられた時、その時に他への興味関心は薄れるか無くなるかしますから、それが集中力、呼吸への再フォーカスとなる訳です。
考え事という作業の怖いところは、自分一人の脳の、しかもたったの一部が、「自分が一番何もかも分かっている」と思い違いを始めることです。
自分の中に検討すべき資料は全て揃っていて、それを精査して性急に答えを求め出すと間違いが起こります。
いくら実体験を元にしたものの蓄積であっても、実は自分が蓄えた知識や情報なんて、真実の膨大さとは比較の対象にもならない、お話にもならない位の小ささであることに気付けないのが考え事をする脳の限界点です。
「きっとそうに違いない」「どうせそうに決まっている」といった決め付けが始まるのです。
しかしその、広いと思い込んでいるけれども本当は狭い領域から出て、元々はどうしたかったのか、そんな方向性に戻させてくれるのが、先ずは先のこと、損得勘定を抜きに呼吸を味わうこと、を、楽しむこと、となります。
ですが、今の表現にもちょっと不味い、誤解を生む箇所があります。
呼吸を味わうことは、楽しもうとしなくても楽しい、楽しい以外に選択の余地が無い世界です。
自分の中にも呼吸がある、自己肯定感が低くなってしまっている時なら、こんな自分の中にも呼吸がある、と認識出来たなら、理屈抜きの楽しさ以外に選択肢は最早無くなります。これは、思い切って言い切っちゃいます、100回目だし。
とにかく、体そのもの、その形通りに呼吸が宿って文字通りに息づいていることが認識出来たなら、もう無条件で機嫌が良くなるしか無いのです。
そこに人間が後付けした方法は一切必要ありません。
呼吸は呼吸、自分の体がその方法法則を一番よく知っているのです。
記念すべき100回目も最後までお読みくださりありがとうございました。
101回目からも引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。
更新のペースや内容、それからタイトル画像なんかも変わったりするかも知れませんが(※全てその時々の気紛れとなります)、これからも可能な方はどうか気長にお付き合い願えますと幸いです。
画像や動画付きとかの機能を駆使し、実際のワークに近付けられたらとも企んでいます。
オンラインワークも始めた当初は伝わるのかどうか半信半疑以下の心持でしたので、ブログでのワーク体験もやって出来ないことでは無いのかとも最近思い始めています。
このようなこと、孤軍奮闘でもトライしてみようとは思ってまして、ほんの少しだけ期待して、いや、あんまり期待しないでお待ちください。
そんな感じで、まだ

つづく(ことに決定)
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