「暴露感想文」
記事
小説
【感想文】
6歳の時
前日社会科見学に行った時の
感想文を書かされることになった。
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
社会科見学に行った場所は
「キッコーマン」の
醤油工場に行って来た。
しかし俺は
この醤油工場での思いでなんて
工場内で良い香りがしてたから
醤油飲みたくなった位しかない。
なのに先生は
400字詰めの作文用紙
1枚書くように指示された。
ほとんどかく事が無い俺は
何をどう書けば良いのか解らず
必死に当時の情景を思い出す。
( ´Д`)=3 フゥ
でも醤油飲みたい以外
何も感想が無く
作文用紙1枚書くなんて
とても無理だと感じた。
そこで俺は
友達の三品君にこの事を伝え
相談に乗ってもらう事にする。
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【書く事が無い】
しかし三品君も
キッコーマンの工場で
ウンチした事しか思い出に無く
全く作文が書けないと言う。
そして我々は
2人で当時の記憶を
頭をフル回転させて思い出し
何があったか教え合う事にした。
でも思い出せたことと言えば
壁が白かったとか
バスが気持ち悪かったとか
帰りの到着が遅かった位しかない。
なので俺は
三品君と一緒に先生の所に行き
「作文用紙1枚書くほど
思い出が無い~」と言いに行った。
すると先生は
「醤油のどんな事を勉強したのか
それを書くの」と言い
文字数を少なくしてくれなかった。
この時の先生は
高野幸子先生と言う少し怖い先生で
全然おまけしてくれない。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
仕方ないので我々は
ありったけの情報を思い出し
とりあえず全部書く事にする。
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
【起承転結】
そして思い出した事を
全部なぐら書きにしていくと
何とか作文用紙半分くらいまで
書く事が出来た。
俺の作文内容は
「醤油工場が良い香りがして
醤油飲みたかった」とか
「壁が白かった」とかだった。
三品君の作文は
「トイレが遠くて
ウンチ漏れそうだった」とか
「鬼ごっこした」とかだった。
こんなどうしょも無い事を書いて
作文用紙半分うめたけど
もうこれ以上思い浮かばない。
オロ((ヾ(*'д';*)ノシ))オロ
仕方ないので我々は
もう1度先生の所に行き
「これ以上かけない~」と
泣き寝入りしてみた。
すると先生は
「起承転結で作文書いてみて」と
意味の解らない事を言ってくる。
ワカラン(*´゚д゚`*)
なので俺は
先生に意味を聞くと
黒板に書いてくれて
解りやすく説明してくれた。
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【宿題】
しかしそれでも俺は
「起承転結」の意味が解らず
とりあえず納得したふりして
もう1度作文を書いてみた。
この時俺は
「朝起きてからの1日の事を
細かく書けば良いのかな?」
そう理解してしまった。
(´∀`*)ウフフ
なので俺は
その日1日の事を
出来るだけ細かく書き
何とか作文用紙1枚書けた。
そして先生に見せに行くと
「醤油工場に勉強しに行ったのに
これじゃ日記ね」当言って
だいぶ呆れた顔をしてる。
そして先生は
「この感想文今日の宿題にするから
お母さんと一緒に書いてきて」
そう言って作文をつき返してきた。
┐(´д`)┌ヤレヤレ
仕方ないので俺は
家に持ち帰って書く事にしたけど
もうこれ以上書く事が無いし
どうすれば良いのか解らなかった。
その後家につき
母親に先生に言われた事を伝えると
一緒に宿題をやってくれると言う。
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【合格】
そして一緒に宿題を始めると母親が
「迎えに行った帰り道に
醤油飲むなんて言うから高い戸棚に
醤油全部隠しちゃった」と言う。
( ´Д`)=3 フゥ
これが思い出になるのか不明だけど
「醤油飲みたいと言ったら
高い戸棚に醤油全部隠された」
そう作文用紙に書いておいた。
続けて母親が
「予定到着時刻になっても
バスが来る気配が無くて
1時間位待ってた~」そう言われる。
なので俺は
「学校にバスが付く時間が遅くなり
母親を1時間も待たせた」
そう作文用紙に書いておいた。
更に母親が帰りぎわ時先生に
「先生も遅くまでご苦労様」と
ねぎらいの言葉をかけたらしく
その事も書いておいた。
この時の先生の返事は
「独身の余り者なので平気ですよ」
そう言ってたらしいので
この事も書いておいた。
翌日学校に行った時
先生に作文を提出して見てもらうと
顔を真っ赤にして呆然としてしまい
「うん良いよ」と言われOKがでた!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°