ゴールから描くこと

記事
コラム
こんにちは、とーますです。

いつもブログを見て頂きありがとうございます。
やはり引き続きGWの弊害で寝る時間がわからなくなってきてます。

本日は、ゴールから描くこと、について書きたいと思います。

私はゴールから描くことを常に意識して仕事をしてます。
これはどんな仕事にも共通すると思います。

ゴールから描くとは、最終地点、つまり何が結果なのか?どうなっていれば完了なのか?ゴールの状態を明確にすることです。
これが意外と難しいことなのですが、ゴールから描けるようになると、最短距離でたどり着くことを考えることができます。

正直慣れだと思うのですが、何かタスクや仕事が発生したときに、それは最後どういう状態となっていれば完了なのか?をまずは考えるようにすることです。

例えば、
ユーザーA「最近社内のネットワークが遅い」
と言われれば
→ヒアリング内容として、そもそもネットワークが遅いと感じたのはいつなのか?何かのソフトを使っているときなのか?どんな作業の時なのか?何ができるようになったらユーザーは満足するのか?どれくらいの速度に改善したらゴールなのか?とこれらを明確にして取り組むことによって、そもそも使用しているソフトの問題改善が必要なのか、ネットワーク機器の障害なのか、と手段を決めることができます。
ネットワークやそれに伴う作業で遅いという問題は、その裏にやりたいことがあるので、そのやりたいことをまずは確認する、というイメージですかね。

ちなみに、ゴールからではなく手段から選んでしまった場合、
ネットワークが遅いからネットワーク機器を買おう!とかスイッチの設定を少し変えてみよう、など場当たり的な対応していると、最短距離では改善することはできないでしょう。そのユーザーはネットワークが遅いと決めて話してますが、本当はやりたいことがスムーズにできないことが課題であり、そのやりたいことができることが最終ゴールのはずなので。

長期プロジェクトであれば、大きなゴールは、
例えば会社のデータを見える化したい、売上、利益を早くキャッチしたい
→であればERP製品を導入するのか、現状の製品をカスタマイズするのか
という手段ができます。
ではゴールとしてはERPを入れるとなった場合は、最終ゴールの何が見えることが必須なのか?どんな製品を選べばよいのか?という要件から手段をどんどんブレイクダウンして決めていくことが可能です。

また、ゴールから描くこととセットで、目的を明確にし、要件定義や手段がぶれないようにすることも重要です。
私はこれまで色々なプロジェクトを経験してきましたが、一番の難敵は、目的がぶれ始めることでプロジェクトが後ろ倒しになることです。
目的が明確になっていない場合、手段にばかり気を取られて、結果的にやりたいことが満たせなくなる場合があります。
(ユーザーとの会話でずれが生じ始めた時におまじないのように「目的ってなんでしたっけ?」と話すと進むべき道に戻ってこれたりします。)
手段から考えないようにすることも重要です。

会議も同じことが言えます。
だらだらとしないように、まずは目的とゴールを決めると会議はスムーズになります。
私は会議の始まる前に、ホワイトボードに、目的とゴールを書きます。
今日はこの目的でみんな集まっており、これがゴールです。と。

例えば、
今日は、会社のデータを見えるかするプロジェクトのキックオフMTGです。
・ゴール
 ・見えるかにあたり見える必要があるデータの要素10個以上
 ・優先度として必須要素上位3つを決める
・目的(背景)
 ・以下の課題があるため見えるかプロジェクトを発足
  ・売上、利益がわからず施策が遅れる
  ・在庫がわからないため供給の目途がたたない
  etc
上記、少し荒っぽいですが、なんとなく集まって会議が始まってしまうより、ゴールを先に決めてしまい、また、数値化してしまうと、そのノルマをクリアしようと会議が活発になり時間を有意義に使うことができます。
また、目的を書いておくことで、脱線してあれもほしい、これもほしいという話になった時に、それ目的に合致している?という冷静な判断をすることができます。(ほんとよくあります、ゆめはでっかくなるのです。)
上記のように先に明確にしておくことでスムーズに進めることが可能になると思います。


本日はゴールから描くことについて書きました。

最近はZoomやオンライン会議が多くなっていると思うので本当に無駄な雑談も減っているように感じますが、上記を意識して生産性も上げていけたらと思います。

次回はINPUT、OUTPUTについて書こうかなと思います。

よろしくお願いいたします。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す