花粉は滅ぼさねばならない。

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コラム
今の時期は、私の住んでいる関西地方ではスギ・ヒノキの花粉が特に多い時期です。

私は今まで花粉症は発症していなかったのですが、先週頃から外出するとくしゃみ・鼻水が止まらなくなり…
まだしっかりと医者に診察してもらったわけではないのですが、多分そうだろうな、と思っています。

花粉とはそもそも、植物が自身のDNAを詰め込んだカプセルです。
それぞれの植物たちが己の子孫を残すため、「他のところへ届けー!」と一斉にぶわーっと飛ばすわけです。ぶわーっと。

それだけなら勝手にやってくれればいいのですけど、これが人間の免疫には異物と認識されてしまうのですよね。

花粉症のしくみ

体内に侵入した花粉は、まず細菌や異物処理担当のマクロファージに食べられ、マクロファージはその情報をリンパ球に伝えます。

それを受け取ったリンパ球は、次にまた同じものが入ってきたらすぐに攻撃できるよう、目印となる「抗体」を作り、これが鼻の付近にあるマスト細胞に蓄積されていきます。

マクロファージが得た情報がリンパ球に伝わり、リンパが作った抗体がマスト細胞にどんどん蓄積…
という流れ。

そしてこの蓄積が一定に達すると、「感作が成立した」と呼ばれる状態になります。
こうなったらもう…アカン。

この状態でまた花粉が侵入してくると、マスト細胞さんはくしゃみ・鼻水・鼻詰まりを引き起こす様々な物質を体内に放出します。
(なんでそんなことするねん)

上述の感作が成立した状態になるまでには個人差があり、早い人は10代で発症してしまうようです。そういう意味では私はまだ遅かったほう。

てっきり自分は大丈夫だと思い込んでいたのですけどね。
細胞レベルでは着々とカウントダウンが行われていたようです(;_;)

沖縄ではスギやヒノキは森林面積のうちの0.3%ほどしか植えられていないようで、羨ましい限りです。いっそのこと転職して引っ越そうかしら…。

当面の間は、今まで通りマスクをしっかり着用しつつ耳鼻科にかかるのが現実的な対処となりそうです。

ごく稀に自宅にいてもくしゃみしてしまう時があるので、お電話でお話の最中に粗相してしまったらごめんなさい。
やはり花粉は滅ぶべき。(おわり)


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