私が電話相談をスタートしたとき、「うまく相談に答えられるかな」という不安はありました。でも「うまく話せるかな」という不安は、そんなになかったように思います。
相談に答えることは電話相談のスキルや経験が必要とされますし、当時の私はそれを持ち合わせてはいませんでした。でも「見知らぬ誰かと会話すること」に苦手意識があったかというと、そこはあんまり。もともと人見知りゼロなので、そのへんの人とでも平気で会話を続けたりします。
私が電話相談をスタートする直前、肩慣らしというわけではありませんが、「見知らぬ人と会話する練習」をしていた時期があります。実は今でもたまーにやるのですが…。
それは「匿名通話アプリを利用すること」です。
以前なら「斎藤さん」今なら「GRAVITY」とか。
ちょっと話は変わるのですが、電話相談において雑談と相談、どちらのほうが難易度が高そうに見えるでしょうか。もちろん出品者の個性にもよるのですが、私の経験からすると難しいのは圧倒的に雑談の方です。
雑談はテーマが決まっていません。悩みもそんなに持っていない方が大多数です。ただ「なんとなく話したいだけ」。
だから通話が始まっても「んー…なんとなく話したい…かな」みたいなスタートだったりします。悩みがない、話す意欲もそんなにない。そんな人と1、2時間通話するのは割と大変です。コロナ禍だったときはこれが多く、私は自分なりに一生懸命話していたものです。
しかし悩み相談は意外となんとかなります。悩みがあるということは会話のテーマが決まっているということ。また悩みが深いということは、「聞いてほしい!」という気持ちが大きいということ。
だからこちらが必死に会話をリードしなくても、極端に言えば「ちょっと聞いてくださいよ!実はね…」とお客様から会話を進めてくださることもあります。
実は必要な会話スキルという観点から見れば、雑談よりも相談のほうが求められる水準は低いのです。
それを踏まえて、匿名通話アプリ。
斎藤さんもGRAVITYも雑談がメインです。「なんとなくヒマだから話し相手がほしいだけ」という人たちの集まりといえます。
こんなふうに偉そうに話している私でさえ、私の話がつまらなければ、相手の女の子から通話をガチャ切りされることもあります(一応言っておきますがナンパ目的ではないです。匿名通話アプリで連絡先を交換したことは一度もありません)。でもうまくやればそれなりに会話を続けられたりします。
私からすると「ここである程度の安定感があれば、電話相談で誰が来たって大丈夫」という自信につながるのは確かです。だって電話相談は、お客様が自分の意思で私に通話してくださるわけですからね。
また変わった人に対する耐性がついたりします。特に斎藤さん。
でもたまに、まともに話してくれる人とマッチングしたりするので、時間制限のない斎藤さんでは2時間くらい雑談を広げることもありました。
そうやって「修行」したうえでなら、電話相談での対応にも余裕ができるものです。だから当時の私は「知らない人と話すこと」自体への緊張はそんなになかったかな…と思っています。
かなり荒っぽい修行かもしれませんが、一度経験してみるのもアリかなー、と思ったり。
匿名通話アプリはココナラ以上に人種の“るつぼ”です。
平日昼間なら非番の消防士、深夜なら仕事帰りのキャバクラのお姉さん、夕方なら帰宅した学生さんとか。
色んな人と会話していると雑談力が鍛えられるのは確かかな、と思います。電話相談の活動時間とも被るので頻繁にはできないのですが、結構たのしい。
電話相談の出品者目線で見れば「こういうアプリの活用法もありますよ」というお話でした。