「なんとなく」って言葉を返されると困りませんか?
-なんでこうしたの?
-んー、なんとなく。
けど「なんとなく」って言葉にはとても深い意味がある気がするんです。
なんとなくっていう言葉の裏には、衝撃とかなにか危ない匂いを感じます。
意味を調べると、「どうしてだかわからないが。どこと(取り立てて言うこと)なく。」だそう。
なんとなく(どうしてだか分からないけど)の後には静かな決断とか結果、確信的なことが続きます。
「なんとなくこの店に入ってみる」
を直訳すると「どうしてだか分からないけどこの店に入ってみる」とちょっと不安定な決断になるのです。
「なんとなく」と聞くと、どこか積極性を感じない、どちらかというと消極的で、やる気があるというよりは無気力な、的確というよりはテキトーな曖昧なイメージです。
そして熱量もあまり高くはありません。
情熱的でもなく、常温よりもちょっとぬるめの低温でハイテンションではなくローテンション。
けど後に続く言葉は確信した行動や言葉なので、低空飛行でずっとまっすぐ前だけを見て突き進むような感じです。
①なんとなく学校行きたくないんだよね。
②なんとなくギター始めてみた。
その結果である「始めてみた」「行きたくない」にたどり着くまでには誰にでも物語があります。
まず①のなんとなく学校に行きたくないというのであれば、なにか学校に思うことがあったはずです。
好きな子がいる、毎日その子と会うことが楽しみだという人が「なんとなく」な理由で学校に行かなくなるとすると、その好きな子に対する想いを上回るほどの「なにか」がそこにはあるはずです。
仮に毎日同じ日の繰り返しで「なんとなく」学校行くのやめてみようかな、だとすると学校に行くことをやめて変化を見出そうとしているのではないかと考えられます。
では②のギターをなんとなく始めるには何かしらの形でまずギターと出会ったはずです。
「町を歩いてて楽器屋さんをたまたま通りかかってショーウィンドウのあるギターと目が合った」
だとしたら、これをスーツに置き換えて欲しいのです。
町を歩いててスーツを着たマネキンを見て、「スーツでも仕立ててみるか」となんとなく思いますか?
あなたがスーツを日々着用してて生活には欠かせないアイテムであれば話は別です。
逆にスーツになんのこだわりも関心をない人がなんとなくこう思ったなら、こう思わせたマネキンの立方やスーツのデザインというのはかなりの衝撃的な出会いだったはずです。
「なんとなく」というちょっと低空飛行なテンションで始まる行動・思考であれば、静かで温度の低い「なにか」に衝撃を受けて、低温やけど状態という表現がちょうどいいのかもしれません。
何らかの衝撃があったから、異変に気づいたから「なんとなく」という考えが生まれるんだと思います。
なんが言いたいのかというと、「なんとなく」の後に続く言葉には気をつけろということです。
なんとなく怪しい
なんとなく体調悪い
人々のなんとなくには深い意味や衝撃が隠れているのです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
※この記事は、以前noteで公開しています。