歌ってみたを始めたい!何買えば良いの!?に答える記事「はじめてのうたってみた」

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音声・音楽

●はじめに

歌ってみたやりたい!何買えば良いの!?!?!?!?!?!?
そんな人はこれだけ読めば大丈夫!な記事だよ。

まずは最低限の環境を揃えよう! 割と安い機材を紹介するよ!
ひとつずつ説明するけど、まずは前提をちょこっとご説明します。

・PCが前提です
   ……スマホならそれだけで出来ちゃうから記事にならないね
・ステップアップを目指します
   ……有名になって、いつか良い機材を買いたい!な人向け

さていってみましょう。値段は書いてる時のものだから参考程度にね。

●PC

MacでもWindowsでもいいよ!

Macなら安いM1とかでひとまず十分。
将来ステップするならMac Studioとかになると思うので、持ち運べるMac Book Airの一番安いやつとかがいいと思う!

Windowsも安いやつで十分だけど、これだけ気をつけて!
・メモリは8GBくらいはあったほうがいい(今のMacは最低8GBはある)
・インテルUHDグラフィックはやめとけ!(RadeonとかGeForceって書いてたらOK)

なんかココナラ以外のURLは貼れないみたい。ごめんね。
予算は大体10万円くらいになると思うよ。

●マイク

ネットでいろいろ調べるとおすすめのマイクがたくさん出てくると思うけど、
いきなりコンデンサー型のマイクはおすすめしない
温度や湿度、衝撃に弱いので、保管庫とかが必要になるから。
(普通の部屋に置きっぱなしの人とかいるけど、絶対劣化するからやめてね)

将来的に、コンデンサーも含めていいマイクを買った時のことを考えて、
それでも長く使えるマイクがいいよね。

悪いことは言わんから、Shure SM58にしましょう。
マジでどこにでもあるマイクだし、色んな意味で扱いやすいのよ。
ちなみにプロは「ごっぱー」とか「ごーはち」とか呼ぶ。

まず、ちょっと落としたくらいじゃ全然壊れない。
公式が大型トラックに踏ませるテスト動画を出してるくらい。

あと、将来MIXを他の人に頼んだりするかもしれないけれど、
「私の声をSM58で録ったらこんな感じ!」は誰に対しても自己紹介になる。

スイッチの有無バージョンがあるけど、録音だけなら無しでいいと思う。
生配信とかもしたい人は、スイッチ付きの方が便利かもね。
値段はだいたい10000円ちょっと。中古は偽物が多いから気をつけて。

●ケーブル

マイクに繋ぐケーブル。
僕に頼んでくれたら作ってあげられるけど、
ネットのやっすいケーブルでも、正直そこまで変わらない。

サウンドハウスだと、SM58とセットになってるやつがあるけど、
これでも十分使えると思う。
プロが使うスタジオに置いてあるやつもそんなに高くないし、
正直ステップアップしたくなってから考えればいいよ。

端子は「XLR」とか「キャノン」とか書かれてる、棒や穴が3つあるやつね。
長さは5mくらいあればだいたい困らないと思う。

値段は安くて数百円。僕に頼んでくれたら3000円で一生モノを作ります!

●マイクスタンド

スタンドを使わずマイクを持って歌うのは、
ゴソゴソってノイズが入ったりするから正直あんまりおすすめしない。
テンション上がるって人はそれでもアリだけどね。

これもサウンドハウスのSM58セットのやつでもいいと思うけど、
劣化してくるとネジがゆるゆるで使い物にならなくなるから注意。

タイプとしては、「ブーム」って呼ばれるタイプがおすすめ。
こういう人が立って歌うくらいの高さのブームタイプのスタンドを、
プロは「にひゃくとー」って呼んだりする。

ネジが劣化しにくいちゃんとしたやつが欲しかったら、
K&M「21020」(にひゃくとーはこの210からきてる)
TAMA「MS205
あたりがおすすめ。

色はだいたい銀か黒があるよ。
上でおすすめしたやつはだいたい6500円くらい。

●ポップガード

SM58なら無くてもなんとかなるけど、とりあえず持っておいた方がいい。
っぱ!とか歌った時に、マイクに息がかかって「ボフッ」とかなるのを防ぐ。

どうしても唾がかかっちゃうから、やっすい布製のやつはおすすめしない。
STEDMANの「PROSCREEN 101
ってやつ買えば一生使えると思うよ。金属で水洗いもできる!

値段はだいたい7000円くらい。それより安いのがいいなら手作りでいいよ。
僕は昔、網杓子にストッキングを被せて輪ゴムで縛ってました。

●オーディオインターフェース

安いやつで良い!けど安すぎると良くない!難しい機材。
PCとこいつを繋いで、さらにこいつにマイクケーブルやヘッドホンを刺す。

この辺りは難しくなりがちなので、とりあえずおすすめだけ列挙するね。
Arturiaの「MINIFUSE 1」(7000円くらい)
Focsuriteの「Scarlett 2i2 gen.3」(18000円くらい)
PreSonusの「Studio 24c」(17000円くらい)
Rolandの「Rubix22」(16000円くらい)
Steinbergの「UR22C」(19000円くらい)
TASCAMの「US-1x2HR」(10000円くらい)

可能な限り安いやつを書いたから、
仕様の違い(マイクケーブルが何本刺さるか)とかで値段バラバラだけど、
だいたいどれも音質は同じくらい。

将来あなたが有名になった時には、どれもメインでは使えないと思うけど、
例えば忙しくなって「移動中に作業しなきゃ!」ってなった時に
役に立ちそうなものを選びました。新幹線でも使えます。
(どれも、PCに刺すだけで、コンセントに繋がなくても使えるやつです)

もっと安いやつもたまにあるけど、あんまりおすすめしないかな……
あってもなくても同じじゃん!てなっちゃったりするからね。

●ヘッドホン

最悪なくても良い! イヤホンが延長できればなんとかなる!
けど、自分の声をしっかり聞くことって、割と大事なことなのよね。

カラオケだと上手いのに、録音した途端下手になる人ってたまにいるけど、
大抵録音時にカラオケ音源しか聴けてないとかが原因だったりする。
リアルタイムで自分の声を聴くって意外と大事なことなんだよね。

一生モノが欲しい人は、SONYMDR-CD900STにしましょう。
900STの音質について真面目に語ってる人たまにいるけど、
音質どうこうというより、このヘッドホンがスタンダードなんよ。
「900STで聞いた時にどう聞こえる?」がみんなで共有できる物差し。

ただし、これからはすこしずつMDR-M1STが増えていくと思うから、
予算に余裕がある人はこっちでもいいよ。音も良い。

他にも録音に使えるヘッドホンは色々あるけど、
900STかM1STを使いこなしてからにしましょう。
将来他のヘッドホンに乗り換えたとしても、
「じゃあ900ST(M1ST)で聴いたらどうなるの?」
を試すことができるのは強みになるよ。

値段は900STが15000円くらい、M1STが30000円くらい。

たけぇ、ふざけんな!でも他にイヤホンとか持ってない!って人には、
audio technicaの「ATH-M20x
MACKIEの「MC-100
あたりがおすすめ。どちらも6000円くらい。

●DAW(ソフトウェア)

ソフトウェアは買わなくていい!!!!!!
いわゆる「DAW」ってアプリケーションが必要なんだけど、
正直無料のやつでいいです。

オーディオインターフェースについてるやつでもいいけど、
Avidの「Pro Tools Intro」ってやつが無料だからこれを激推ししたい。

なんと言っても、面倒な書き出しとかが一切不要!
色んな外部エフェクトを入れてそのままミックスできちゃう。

あるいは他の人にミックスしてもらおうとする時でも、
「MIX師」って呼ばれてる人の中で、普段からそれなりの仕事をしてる人は
基本的に「Pro Tools Ultimate」や「Pro Tools Studio」を使っているので、
録音後のセッションデータ(セーブデータ的なやつ)を丸投げするだけ。
もちろん僕とやりとりする時もこれでOKです。

本当はスタジオで「アシスタントエンジニア」が操作するものなんだけど、
自宅で一人でも似たことができるような機能がちゃんと付いてる。

●おしまい

以上!ちょっと長くなっちゃった。難しかったらごめんね。
わからないことがあったら、お気軽にメッセージ送ってください。
ここまで読んでくれていきなりお金要求したりしないから安心して。
あなたの歌声がたくさんの人に届きますように。
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