こんにちは。
株式会社BestCreate・ナマステデザインラボの竹田です。
ヨガインストラクターの名刺は、開業準備で後回しにされがちですが、実は早い段階で必要になります。物件の内見、近隣への挨拶、業者さんとのやり取り。オープン前から人に会う機会は思ったより多いです。載せる項目から発注までの手順をまとめます。
■ 名刺とショップカードは役割が違う
名刺は、人に会ったときに自分を伝えるもの。ショップカードは、来てくれた人が持ち帰ったり、誰かに渡したりするものです。
同じものを兼用すると、どちらの役目も半端になります。開業時に作るなら、両方あったほうが動きやすいです。
■ 手順1:名刺に入れる項目を決める
▼ 表面に入れるもの
・名前(読みがなも)
・肩書き
・スタジオ名とロゴ
・「誰に向けたレッスンか」の一行
・顔写真(必須^^)
▼ 裏面に入れるもの
・住所と目印
・電話番号
・ホームページのQRコード
・Instagramのアカウント名・営業時間
▼ 資格の書き方
資格は2つまでに絞ってください。全部並べると、どれが強みか分からなくなります。書ききれない分は、ホームページのプロフィールに載せれば済みます。
「全米ヨガアライアンスRYT200」のように認知度の高いものがあれば、それを優先してください。
■ 手順2:肩書きを決める
意外と悩むところです。「ヨガインストラクター」だけでも成立しますが、一言足すと印象が変わります。
・対象を足す:「産後ヨガインストラクター」「60代からの方向けヨガ講師」
・提供内容を足す:「マシンピラティス インストラクター」
・スタジオを足す:「◯◯スタジオ 代表/インストラクター」
名刺交換の場で、この一言があると会話が続きます。まだ屋号が決まっていない段階なら、肩書きと名前だけで先に作っておいても構いません。
■ 手順3:写真を撮る
この業種は人で選ばれます。名刺に顔があると、後から見返したときに思い出してもらえます。
▼ 撮影前に用意するもの
・レッスン時の服装と、少しきちんとした服装の2パターン
・無地に近い背景(スタジオの壁が使えればベスト)
・自然光が入る時間帯(午前中がおすすめです)
▼ 撮っておく種類
1. 正面のバストアップ(名刺・SNSのアイコン用)
2. 斜めの上半身(ホームページのプロフィール用)
3. 全身(チラシ用)
4. レッスン中の動きのある写真(Instagram用)
縦と横の両方で撮ってください。媒体によって必要な向きが違います。1回撮っておけば、名刺・ホームページ・Instagram・チラシのすべてに使い回せます。
■ 手順4:ショップカードの裏面を設計する
来てくれた方が友人に渡す場面を想像してください。渡された側が、それだけで判断できる内容にします。
▼ 入れる内容
・体験レッスンの案内と金額
・場所の目印
・持ち物(「動きやすい服装だけでOK」など)
・予約のQRコード
・紹介特典(「このカードをお持ちいただくと体験無料」など)
紹介特典を入れておくと、渡す側も声をかけやすくなります。
■ 手順5:サイズと紙を決める
▼ サイズ
名刺は標準サイズ(91×55mm)が無難です。変形サイズは印象に残りますが、相手の名刺入れに収まらないことがあります。
ショップカードは名刺サイズか、少し小さめのカードサイズが扱いやすいです。財布に入る大きさにしてください。
▼ 紙
マットな質感の紙が、この業種には合います。つるつるした光沢紙は、やわらかい印象とちぐはぐになりがちです。
厚みは標準より少し厚めにすると安っぽく見えません。ネット印刷では紙のサンプルを取り寄せられるところもあるので、迷ったら実物を触ってから決めてください。
■ 手順6:部数を決めて発注する
名刺は最初から1,000枚も作らなくて大丈夫です。
開業前は情報が変わることがあります。営業時間が変わる、料金を調整する、SNSを追加する。100〜200枚で様子を見て、内容が固まってから増刷するほうが無駄になりません。
ショップカードは、店頭に置く分と紹介用で消費が早いので、名刺より多めに。500枚程度から始めるといいと思います。
■ 手順7:刷り上がったら確認する
1. QRコードをスマホで読み取る
2. 電話番号にかけてみる
3. 住所と営業時間の誤字を、自分以外の人にも見てもらう
自分で書いた文章は、誤字に気づきにくいものです。必ず第三者に見てもらってください。
■ よくある質問
▼ フリーランスで屋号がない場合はどうしますか
名前と肩書きだけで問題ありません。屋号の欄に無理に何か入れるより、「誰に向けたレッスンをしているか」の一行を入れるほうが伝わります。
▼ 顔写真は必ず入れたほうがいいですか
入れることをおすすめします。抵抗がある場合は、顔が大きく写っていないレッスン中の写真や、手元の写真でも印象は残せます。
▼ テンプレートで作っても大丈夫ですか
最初の1回はそれで構いません。ただしロゴが決まっているなら、ロゴの色と書体に合わせて作ったほうが、他の制作物と揃って見えます。
▼ 名刺とショップカードは同時に作るべきですか
同時のほうが安く済みます。デザインの土台を共有できるうえ、印刷も一度にまとめられるためです。
■ ショップカードの置き場所を確保する
作っただけでは減りません。置かせてもらう場所を先に決めておいてください。
・近隣の美容室、カフェ、整体院
・スタジオの受付と更衣室
・イベントや体験会の会場
・取引先や紹介者の手元
近隣にお願いするときは、相手のカードも預かって自分のスタジオに置くと、話が進みやすくなります。
■ QRコードの飛び先を決めておく
名刺とショップカードでは、QRコードの飛び先を変えたほうが効果的です。
名刺は自分を知ってもらう場面で渡すので、プロフィールやホームページのトップへ。ショップカードは来てくれる可能性が高い人が持つので、体験予約のページへ直接飛ばします。
飛び先を分けておけば、どちらから来た人が多いかも分かります。
■ 紙の名刺とあわせてデジタルも用意する
オンラインでの打ち合わせや、SNSでつながった方への挨拶では、紙を渡せません。
ホームページのプロフィールページを1枚用意しておき、そのURLを送る形にしておくと、紙の名刺と同じ役割を果たせます。名刺に載せきれなかった資格や経歴も、ここにまとめておけます。
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■ ロゴと合わせて作るのが効率的です
名刺、ショップカード、チラシ、ホームページ。開業時はこれらを同時に作ることになります。ロゴと世界観を決めた段階でまとめて進めたほうが、費用も時間も抑えられます。
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