ヨガスタジオのチラシの作り方

ヨガスタジオのチラシの作り方

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こんにちは。
株式会社BestCreate・ナマステデザインラボの竹田です。

ヨガスタジオのチラシは、地域密着のスタジオにとって反応が読みやすい媒体です。ただ、作り方と配り方の両方に段取りがあります。何を載せるか、何部刷るか、いつどこに撒くか。順番に見ていきましょう。

■ チラシに載せる項目を先に確定する

デザインに入る前に、内容を全部決めてしまいます。ここが固まっていないと、作りながら追加が発生して時間も費用もかかります。
▼ 必須の14項目
1. 誰のためのスタジオか(一番上に置く一行)
2. スタジオ名とロゴ
3. オープン日
4. 体験レッスンの料金
5. 通う場合の月額または回数券の目安
6. 住所と、目印になる建物
7. 駐車場の有無と台数
8. 電話番号
9. 予約用のQRコード
10. 営業時間と定休日
11. 特典と、その期限
12. 持ち物と着替え場所の案内
13. 通っている年齢層の目安
14. インストラクターの顔写真と一言

■ 上から3つの順番を守る

チラシは上から見られます。順番を間違えると、下まで読まれません。

▼ 1番上:誰のためのスタジオか
「NEW OPEN」だけが大きく書かれたチラシをよく見かけますが、これだけでは自分に関係あるか判断できません。

「運動が10年ぶりの方のためのピラティススタジオ」「産後の体を整えたい方へ」。この一行があるかないかで、手に取ってもらえる確率が変わります。

▼ 2番目:どこにあるか
住所と地図も必要ですが、それより効くのが目印です。「◯◯銀行の2階」「◯◯ドラッグストアの向かい」。近隣に配るチラシなら、これだけで場所が伝わります。

駐車場の有無は必ず書いてください。地方では、これがないだけで候補から外れます。

▼ 3番目:いくらか
「詳しくはお問い合わせください」は最も反応が落ちる書き方です。料金がわからないものに、人は問い合わせません。体験の金額と月額の目安があれば十分です。

■ 初心者の不安を消す欄を作る

ヨガ・ピラティスで一番のブレーキは、初心者の自分が浮かないかという不安です。小さくていいので、次の3つに答える欄を作ってください。
・持ち物は何か(「動きやすい服装だけでOK」など)
・着替える場所はあるか・どんな年齢層が通っているか
ここがあるだけで、心理的なハードルが大きく下がります。

■ 期限付きの特典を入れる

「オープン記念 ◯月末まで体験無料」のように、いつまでかを明記します。期限がないと「そのうち行こう」と思われて、そのまま捨てられます。

値引きが苦手な方は、初回のグッズやドリンクのサービスでも構いません。決断のきっかけを作る、という発想です。

■ 予約方法を2つ用意する

QRコードと電話番号の両方を載せてください。チラシを見る層は年齢の幅が広く、スマホで読み取る人と電話をかけたい人が両方います。

▼ QRコードの確認手順
1. データの段階で、画面上のQRコードをスマホで読み取ってみる
2. 開いた先がスマホで見やすいか確認する
3. 印刷が上がったら、紙の状態でもう一度読み取る

刷り上がってから間違いに気づくと、全部刷り直しになります。必ず2回確認してください。

■ 印刷を発注する

ネット印刷を使えば、少部数でも安く刷れます。発注時に決める項目はこちらです。
・サイズ:A5かB5が扱いやすいです。A4は情報量が入る反面、ポスティングでかさばります
・紙:厚めのほうが捨てられにくいですが、部数が多いと費用に効きます
・両面か片面か:情報量が多いなら両面
・部数:後述の計算で決めます
・納期:早いほど高くなります。3〜5営業日を選べる余裕を持ってください

■ 部数とエリアの決め方

やみくもに撒いても効率が悪いので、範囲を先に決めます。

▼ 範囲の決め方
1. 地図でスタジオを中心に、徒歩15分・車10分の円を書く
2. その中の住宅エリアを優先する
3. 対象になりそうな層が多い地域(新しい住宅地、ファミリー層の多い区画など)から順に配る

▼ 部数の考え方
ポスティングの反応は、一般的にかなり低い数字になります。1,000枚配って数件の反応があれば良いほうです。

初回で3,000〜5,000枚、エリアを絞って2回撒く。この設計が現実的です。予算が限られるなら、範囲を広げるより同じエリアに2回撒くほうが反応が出ます。

■ 撒く時期を守る

オープン当日に配っても予定は埋まりません。
・1回目:オープン2〜3週間前
・2回目:オープン直前、または内覧会の1週間前
人が予定を組めるタイミングで届けることが大事です。

■ 反応を測る仕組みを入れておく

これをやっておくと、2回目以降の判断ができます。
・予約時に「チラシを見た」と選べる項目を作る
・チラシ限定の特典コードを入れる(「チラシをご持参で◯◯」)
・QRコードの飛び先を専用ページにして、アクセス数を見る
どのエリアから反応があったかを記録しておくと、次に撒く場所が決まります。

■ よくある質問


▼ 自分で作ってもいいですか
Canvaなどのツールを使えば、ご自身で作ることも可能です。その場合、印刷所が求める形式(塗り足しやPDFの設定)に合わせる必要があるので、入稿の条件を先に確認してください。載せる項目と順番さえ守れば、手作りでも反応は出ます。

▼ ポスティングと新聞折込はどちらがいいですか
新聞を取っている世帯が限られてきているので、シニア層を狙う場合を除けばポスティングのほうが届きやすい傾向です。マンションが多いエリアでは、投函できない建物もあるため業者に事前確認を。

▼ ポスティング業者はどう選びますか
配布エリアを町丁目単位で指定できるか、配布完了の報告があるかの2点で選んでください。自分で撒く場合は、1時間で配れる枚数がおおよそ100〜200枚と見積もると計画が立てやすいです。

▼ チラシとホームページはどちらを先に作りますか
ホームページが先です。チラシのQRコードの飛び先が必要になるためです。

■ デザインで気をつける3点

内容が決まっていても、見た目でつまずくことがあります。

▼ 文字を小さくしすぎない
情報を詰め込むと文字が小さくなります。40代以降の方が読む前提なら、本文は大きめに。載せきれない情報はホームページに送ってください。

▼ 写真は1枚を大きく
小さい写真を何枚も並べるより、スタジオ内が分かる1枚を大きく使うほうが伝わります。

▼ 余白を残す
端まで文字で埋まったチラシは、読む前に疲れます。空いている部分があるほうが、必要な情報が目に入ります。

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