突然の家賃値上げ通知。言われた金額をそのまま受け入れる前に確認してほしいこと

突然の家賃値上げ通知。言われた金額をそのまま受け入れる前に確認してほしいこと

記事
コラム
最近、
「次回から家賃を値上げします」
「更新にあわせて賃料を〇万円上げたい」
と、貸主や管理会社から連絡を受ける方も増えているように感じます。

突然こうした通知が届くと、
「これって断れないの?」
「言われた金額をそのまま払わないといけない?」
「値上げ幅が大きすぎる気がする」
と不安になると思います。

一方で、反射的に
「絶対に値上げには応じません」
と返してしまうのも、私はおすすめしていません。

大切なのは、今回提示された値上げが、本当に妥当なのかを一度整理することです。

今回、こうした賃料値上げについて相談できる新しいサービスを
ココナラで公開しました。


家賃の値上げ=すべて不当というわけではありません

まず最初にお伝えしたいのは、
賃料の値上げそのものが悪いわけではない
ということです。

例えば、
・周辺の家賃相場が上がっている
・現在の賃料が長期間据え置かれている
・近隣の同等物件と比べて賃料がかなり安い
・建物の維持管理コストなどが上昇している
といった事情がある場合、貸主側にも値上げを検討する理由があります。

そのため、
「家賃を上げると言われた=貸主がおかしい」
と決めつけることはできません。

私が今回始めたサービスも、
値上げを必ず断るためのサービスではありません。

周辺相場や現在の契約条件などを確認した結果、
「今回の値上げは、それほど不自然ではないと思います」
とお伝えすることもあります。

ただし「言われた金額だから払う」必要もありません

反対に、
貸主や管理会社から通知された金額を見て、
「そういうものなのかな」
と、そのまま受け入れてしまう必要もないと思います。

例えば現在の家賃が10万円で、
「次回から12万円にします」
と言われたとします。

このとき確認したいのは、
単純に2万円上がるということだけではありません。
・周辺の同じような物件はいくらなのか
・同じ建物の他の部屋はいくらで募集されているのか
・現在の10万円が相場よりかなり安いのか
・12万円という金額に根拠があるのか
・なぜ今回値上げすることになったのか
などを確認します。

仮に周辺相場が10万5,000円程度だったのであれば、
「12万円は少し高いのでは?」
という話になるかもしれません。

一方で、周辺ではすでに12万円前後が一般的で、
現在の10万円がかなり安かったのであれば、
値上げ自体にはある程度理由があると考えられます。

つまり、値上げする・しないだけではなく、“いくらなら妥当なのか”を見ることが重要です。

一番避けたいのは、感情的なやり取りになること

突然家賃を上げると言われれば、当然嫌な気持ちになると思います。

特に、「物価も上がっているのに、さらに家賃まで上げるの?」
と感じる方もいるでしょう。

ただ、貸主や管理会社への最初の返答で、
「絶対に認めません」
「こんな値上げはおかしいです」
「払うつもりはありません」
と強く返してしまうと、その後の話し合いが難しくなることがあります。

私はまず、値上げの理由や根拠を確認する
ことから始めた方がよいと思っています。

例えば、
「今回の賃料改定について、値上げ理由や周辺相場などの根拠を教えていただけますでしょうか」と確認する。

その回答を見たうえで、
「この金額であれば受け入れられる」
「この金額までは難しい」
と話を進めた方が、冷静に交渉できます。


賃料交渉は0円か満額かの二択ではありません

家賃10万円から12万円への値上げを提示された場合、
選択肢は、「10万円のまま」か「12万円を受け入れる」
の二択ではありません。

例えば、
「11万円であれば受け入れられる」
という話になる可能性もあります。

あるいは、
「今回は10万5,000円、次回更新時に再度協議する」
という考え方もあるかもしれません。

実際の着地点は、物件や貸主、現在の賃料、
周辺相場などによって変わります。

だからこそ、最初から勝ち負けで考えないこと
が大切だと思っています。

貸主側にも事情があり、借主側にも生活があります。
その間で、双方がある程度納得できる条件を探していくことになります。


「この金額、本当に妥当?」と思ったら第三者に確認する


今回、新しく出品したサービスでは、
貸主や管理会社から賃料値上げを提示された方に対して、
第三者の立場から対応方法をアドバイスします。

例えば、
・値上げ幅が妥当なのか知りたい
・周辺相場と比較してほしい
・管理会社から届いた文章をどう受け止めればよいか
・どのように返答すればよいか
・貸主から再提案が来たので確認してほしい
・どの金額なら折り合いをつけるべきか悩んでいる
といった相談です。

賃貸借契約書や値上げ通知、現在の賃料などを確認しながら、
一緒に整理していきます。


 1回の回答だけで終わらない相談にも対応します

賃料値上げの話は、1回返答したら終わるとは限りません。

例えば、
借主
「値上げ理由を教えてください」



管理会社
「周辺相場が上昇しているためです」



借主
「この回答にはどう返事をすればいい?」

というように、何度かやり取りが続くことがあります。

そのため今回のサービスでは、
一定の条件で折り合いがつくまで、相手からの返答を確認しながら相談していただける形にしています。

「返事が来ました。次はどうすればいいですか?」
という相談も大丈夫です。

ただし、最後のやり取りから1か月以上ご連絡がない場合は、
一度正式納品としてサービスを終了する形にしています。

値下げを約束するサービスではありません

ここは何度でもお伝えしたい部分です。

今回のサービスは、
賃料値上げを必ず撤回させたり、減額させたりすることを約束するものではありません。

貸主との代理交渉を行うサービスでもありません。
実際のやり取りは、ご本人に行っていただきます。

私が行うのは、
・現在の状況を整理する
・周辺相場などを確認する
・値上げ内容について第三者として考える
・貸主・管理会社への確認事項を整理する
・返答方法を一緒に考える
といったサポートです。

確認した結果、
「この値上げ幅なら妥当だと思います」
とお伝えすることもあります。

それでも今回このサービスを作ったのは、
明らかに大きな値上げを提示され、一人でどう対応すればよいか分からず困っている方がいるなら、少しでも力になりたい
と思ったからです。

契約に詳しくなくても大丈夫です

一般の方が、
周辺賃料を調べて、
契約書を確認して、
貸主側の主張を整理して、
さらに適切な返答まで考える。

これは簡単なことではありません。
しかも自分自身の家賃の話なので、どうしても感情も入ります。

そんなときに、
「この金額はおかしいでしょうか?」
「管理会社からこう言われましたが、どう返せばいいですか?」
と第三者へ聞けるだけでも、判断しやすくなると思います。

まとめ 値上げ通知が来たら、まず「妥当なのか」を確認する

突然家賃の値上げを言われたら、不安になるのは当然です。
ただ、すぐ受け入れる必要もなければ、すぐ全面拒否する必要もありません。

まずは、
「なぜ値上げするのか」
「その金額に根拠はあるのか」
「周辺相場と比べてどうなのか」
を確認する。

そのうえで、自分がどこまでなら受け入れられるのかを考える。

これが大切です。
今回出品したサービスでは、
賃料値上げの妥当性確認から、貸主・管理会社への返答方法までサポートしています。

「この値上げ、本当に受け入れないといけないのかな?」
と少しでも疑問に感じている方は、一人で返答する前に一度ご相談ください。

値上げを拒否するためではなく、
できるだけ納得できる条件で話を進めるために、第三者として一緒に考えます。


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