アフターコロナの不動産賃貸市場 part1

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ビジネス・マーケティング
2020年コロナの影響もあり、
ずっと低かった東京のオフィスの空室率も上昇傾向に変わった。
(空室が増えたという事です。)

ただ巷で言われている空室率は100坪以上やAクラスSクラスの
大型ビルを対象にしている調査であって、
中小規模のビルの事は書いてありません。

そこで50坪前後の中小規模のビルを良く契約している私が、
現場のありのままの情報を耳にすることが多いのでありのままをお話ししたいと思います。


★単価の高い中小ビルは空室が激増!


新築や貸主が内装を作って貸し出しているセットアップオフィスというのは
空きが目立ちだし、決まりも悪くなってきた。

コロナ前だとオフィスへの投資が活発でオフィスにお金をかける企業が多かった。
ただ今はオフィスの役割、在り方が改めて問われており、
わざわざオフィスに来なくてもテレワークでうまくいく企業が増えてきた。

そこでオフィスにかけるランニングコストはなるべく抑えようという企業が
増えているのが現状だ。
(削減した分をテレワークする際に必要なSAASにかけているのだろう)

100坪以上借りている会社が縮小し、グレードの高い中小ビル
セットアップオフィスに移転することもあるんじゃないの?
っていう声も聞こえてきそうだが、
たしかにその需要もあるが明らかに退去する企業より少ない。

中々単価が高いビルが埋まらない中で貸主側がレンタルオフィスに転用していたりするが、
それもどこまで続くか、、、。
2021年は単価の高かったビルは値下げをしていくことを余儀なくされていくと思う。
それも周辺物件より早ければ早いほど成約の時期は早まるのではないかと考えている。

part2に続く。
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