私の経験談

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コラム
介護の仕事にご利用者の急変って

介護職の皆さんご経験があると思います

私は介護職21年になります

特別養護老人ホーム、訪問介護、ケアマネジャー、グループホームなど

色々な介護職をしてきました

たくさんご利用者の最期に立ち会わせていただきました


そんな中でも1つ私の経験をお話させていただきます


介護職2年目、特別養護老人ホームで努めて1年目の事でした

自分の夜勤中に、あるご入居者様が亡くなられました

数日前から体調が悪く食事もあまり入らない状態が続いていました

その日の朝、朝食を持ってその方のお部屋に行き

食事を食べて頂きました

ほんの少しだけ口にされ「美味しかった、ありがとう」

もう少し召し上がられませんかと伺ったのですが

「もう大丈夫」とその後、食事を口にされることはありませんでした

ベッドを起こしたまま、また少し経ったら来ることを伝え

私はその部屋を出ました

10分後その方の部屋に行くと

もう息を引きとっておられました

何が起こったのか…パニックで理解できませんでした

一緒に夜勤をしていた先輩が

心臓マッサージを開始

私はただただ先輩の指示に従い救急要請をしたり

家族に連絡を入れたり

それもパニックであまり覚えていない状態でした

ご家族様が駆け付けられた時にはもう…

ご家族はご遺体に抱きつき泣かれていました

わたしはただそれを見守る事しかできなかった

そんな私にご家族が

「皆さんから沢山の愛情を受け、ここでの生活は幸せだったと思います」

「ほら、こんなにいい顔してるんだもの」

「本当にありがとうございました」

と涙ながらに言われました

その言葉を聞いた時

私は、涙が止まらなくなりました

そしてその方との日々を思い出していました

自分が行ってきたケアにどうしても納得がいっておらず

「こうすれば良かった…ああしてれば良かった…」

自分の無力さが嫌になり後悔しかありませんでした

ずっとそんな気持ちから立ち直ることができずにいる私に


上司に言われた一言が忘れられません


「人の最期を見れること、立ち会えることは幸せなことなのよ」

「あなたの夜勤だったから、あなたの笑顔を見て安心できたから

きっと穏やかな顔で旅立つことができたのよ」

一緒に夜勤をしていた先輩からは

「あなたにはまだあなたを必要としているご入居者様がいるのよ」

上司、先輩、同僚

そしてたくさんのご入居者様の言葉や笑顔に出会えたので

私は立ち直ること、前を向くことが出来ました

だから、私はこの日の事を忘れることはありあせん

私にとって毎年初心に戻るための大切な日になりました

今ではこういう経験ができたことを

すごく幸せに思い感謝しています



何度も思い返すことで

命の重みや大切さを忘れないのだと思います

そして忘れないからこそ、その時、その一瞬を

真剣に考え、大切に感じられる良い介護士に育っていくのだと思います



21年経っても恐怖がなくなるわけではありません

でもそうなったときその人に自分ができる事はなんだろう

ご家族に今の自分は何ができるのだろう

と考えられるようになりました


いろんな介護経験を聞くことも

自分のスキルアップや安心に繋がるのではないかと思います

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