四柱推命心理の観点から考えてみる選択障害症

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占い

1. 混雑している身弱

命式で特定の通変星の陰陽が混ざっていることを混雑という。
例えば
天干に食神、傷官が混ざっていると食傷混雑
天干に偏財、正財が混ざっていると財星混雑
天干に偏官、正官が混ざっていると官殺混雑
天干に偏印、正印が混ざっていると印星混雑
このように表現する。
混雑は様々なものを選択できる特徴があるが、
問題は身弱でありながら混雑していると選択障害に変質しやすい。
混雑なので選択肢は多いが、身弱で自己確信が足りない場合だ。

2. 陰の日干(乙、丁、己、辛、癸)

日干は自分だけの天性だが、陽の日干と陰の日干に分けられる。
陽の日干は陽の特性上、進退が明らかで決断力がある。
相対的に選択の瞬間で確実な自分の立場を示している。
反面、陰の日干は陰の特性上、進退が不明で決断を下すのも曖昧だ。
状況に合わせて柔軟に適応することはできるが、選択の瞬間で悩みやすい。
特に、乙、丁、己、辛、癸の日干がそのような悩みに陥りやすい。

3. 辰戌丑未の中心の土多者

五行の土は残りの木火金水の四行を調節し、総括する役割を果たす。
自分の立場と気質をはっきりと見せない。
特に、辰戌丑未の中心の土多者は他の土多者に比べて選択障害がよりひどい。
身弱の混雑が選択肢が多くて生じる選択障害なら、
辰戌丑未の中心の土多者は内的な悩みによる選択障害だ。

4. 印星が旺盛な命式

選択障害は責任を負いたくない心理による場合も多い。
自分がどんな選択をしても、
その結果に対して喜んで甘受しようとする姿勢があれば、
選択障害からかなり自由になる。
ところが、命式に印星が旺盛であれば、両親や大人に必要以上の干渉を受ける。
その干渉が負担になり、ひいては選択をして責任を負うことに邪魔になる。

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