ココナラ活用塾vol.14【新参者が不利なんて言わせない!!“新参者”を逆手に取った販売戦略】

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こんにちは!
ライティング系と音楽系のサービスを出品しているemiglia(エミリア)です。

ココナラ…いや、ココナラに限ったことではありませんね…あらゆる業界、あらゆるサービス、そしてあらゆるコンテンツにおいて、何事も「早く始めた者勝ち!」というセオリーがあります。

YouTubeなんかはそのあたりが顕著ですよね。
古参者が強くて、新しくYouTuberになりたい人は、よほど魅力的な人でない限りは何か新しいコンテンツを発信しなければ見てもらえず、しかし大体のことはやりつくされている…という状態です。

ココナラは、YouTubeに比べたら、まだまだ開拓の余地はあるのですが、それでも古参者が強いのは事実です。
実績がものを言う世界なので、昔からやっていてコツコツと実績数を積み上げてきた出品者に依頼が集まるのは頷けます。

じゃあ新参者は出品しても売れないのか?
これからココナラで出品したいと思っても無理なのか?

そう決めつけるのはチョット待ってください。

新参者でも少し工夫すればサービスを売ることができます。
今回は、もう「新参者は不利」とは言わせない、逆に新参者ということを逆手に取った集客術をお教えいたします!

<今すぐできる「新参者」を逆手に取った3つの集客術>

まずは、今回の記事テーマでもある、「新参者」であることを逆手に取った集客術からご紹介いたします。
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[1.サービス出品開始年月日を明記する]

プロフィールページと、各サービス説明文に、いつからココナラを始めたか、ということを明記しましょう。

例えば2020年の7月からココナラを始めたとして、2020年8月の時点で実績が無くても「まだ始めたばかりなんだな」と納得してくれる人は多いでしょう。
実績が多くつくことは、それだけ信頼や実力があるというアピールになりますが、始めたばかりならば実績がついていないのは当然です。

その事実をきちんと分かってもらうために、ココナラを始めた年月日、あるいはサービスを出品した年月日を明記することが大切です。

ただし、ひとつ注意点があります。
それは、ある一定期間を過ぎたら、この年月日は消しておいた方が良い、ということです。
特に、実績数が思うようについていない場合は絶対に消しておきましょう。
目安としては、始めてから2,3ヵ月はこの開始年月日がある程度の効力を発揮します。
それ以降は「え、もう4ヵ月も経っているのに実績ゼロなの?」や「半年もやってて実績2件なのか…」と、逆に実績が少ない印象が悪く残ってしまいます。
最も効果的なのは始めてから1ヵ月程度ですが、まぁ、2,3ヵ月は残しておいても大丈夫、ぐらいに思っておくと良いでしょう。

もちろん、理想通り、目標通りに実績を詰めていれば開始年月日は残しておいても問題ありません。始めて半年で実績が100件…いや、50~60件もいけば上々だと思いますので、そのくらい達成できれば開始年月日は残しておいた方が効果があるでしょう。
このあたりのバランスは少し難しいですが、自分で調整してみてください。

[2.「ココナラを始めたばかり」ということをアピール]

ココナラを始めた日付やサービス出品した日付を明記するだけでなく、「自分はココナラを始めたばかりだ」ということをアピールするのも大事です。

プロフィール欄に「〇〇という想いでココナラで出品することにしました!まだ始めたばかりですが、ご縁のあった方のお役に立てれば光栄です」などの文言を入れておくのです。

この際に、ただ「自分は始めたばかり」ということだけでなく、なぜ始めようと思ったのか、という「想い」も入れておくと更に良いでしょう。
それだけ情熱を持ってココナラを始めたんだな~という印象を与えられれば、購入者が「この人を応援したいから、サービスを買ってみようかな」と思ってくれるかもしれません。

[3.「先着〇名様限定」のサービス内容で提供]

もうひとつすぐにできる集客術としては、実績が無いからこそできる「先着〇名様」の優待案内です。

例えば「特別価格」での提供だったり、「特別オプション無料」だったり、「特別プラスアルファサービス」だったり、なんらかの限定優待を、人数を限定して打ち出します。

「先着5名様」と設定した際には、5件目の依頼を受注した時点で終了となります。
これを引き延ばして「先着10名様」や「先着50名様」などとしているとココナラさんに目をつけられてしまうので、最初に定めた人数はきちんと守りましょう。

「特別価格」の優待をつける場合は、例えば
<<先着5名様1,000円>>
通常価格2,000円
など、元の値段(というか引き上げ後の値段)も明記することにより、一層「お得感」を感じてもらいやすくなります。

<新規サービス出品で気をつけたい4つのポイント>

ここからは新規サービスを出品する際のポイントについて色々と解説していきます。
まずは、新規サービス出品で気を付けたいポイントからです。
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[1.価格は基本的にカテゴリ最低価格からスタート]

ココナラで出品するのが初めてで、まだ実績がひとつもついていないならば、基本的に出品しようとしているカテゴリの中で最低金額に設定しておくことをおすすめします。

プロとして活躍していた実績があり、それを証明できる画像や参考URLなどがあれば別ですが、そうでない場合は、まずは実績を積むために最低価格で出品して、受注が増えて軌道に乗ってきたら値上げするというのが常套です。

正直、値段と作業が見合わない…と、ぼやきたくなることもあるかもしれません。

しかし、実績がある程度積み重なるまでは辛抱しましょう。

ここで耐えられずに「やってられるか!」となった人はココナラで続けていくことは難しいと言わざるを得ません。
使用期間、インターン、など、そんな風に思ってがんばってください。

[2.サービス説明欄をしっかり充実させる]

面倒ですが手を抜いてはいけないのがサービス説明欄です。
ハッキリ言いましょう。ここで手を抜いてしまうと、誰もサービスを買ってくれません。

「とりあえず問い合わせてください」といったような文章をたま~に見かけますが、見ず知らずの人に、しかもネットで問い合わせるのって、相当な勇気が必要ですよね?
しかも、何をどう問い合わせたら良いのかすらよく分からないサービス概要、意外と多いです…。
そんなんじゃお客さん、つかないでしょうよ…と思うのですが、こういうサービスは、案の定実績が無いか、ものすごく少ないです。

問い合わせなんて必要ない!ここさえ見れば誰だってこのサービスを買えるよ!HA!HA!!HA!!!(誰)
ぐらいに、自信を持ってサービス説明文を公開できるように、しっかりと文章を作りましょう。

あ、もしサービス説明文でお困りの方は、こちらのサービスでお手伝いできるかも…

(どさくさに紛れて宣伝…失礼しました!)

[3.画像や動画はトコトンこだわる]

サービスの説明文よりも更に面倒なのが、画像と動画です。
これには私も手を焼いています。そして、こんな記事を書いておきながら、私もそろそろサービスの画像や動画を見直さないとな~と思っています。

というわけで、先に言います。私のサービスは参考にしないでください。(2020年8月15日現在)

YouTubeでサムネイル(動画の一覧が表示された時の画像)が非常に重要視されているのと同じく、ココナラも1枚目の画像がひっっっじょ~~~~に大事です!
この画像がキャッチーであれば、多くの閲覧者がクリックまたはタップして、サービスページを開いてくれます。

また、文字がズラーっと並んでいるのを読むよりも、画像や映像の方が情報が頭に入ってきやすいため、1枚目以外の画像や動画を上手に使ってサービスの説明をするのも良いです。

なんなら、画像と動画だけ見ればサービスのことが分かってしまうぐらいが理想です。

でも…
私のサービスはそれが現状できていないので…
リニューアルしたいと日々思っております…(涙)

[4.サービス単位で「新参者」アピールをしておく]

これはオマケですが、プロフィールページを読まずにサービスページだけ見て購入を検討する人が結構多いのがココナラの特徴なので、さきほどの「まだ始めたばかり」アピールは、各サービスの説明文に入れておくのがおすすめです。

こうすることによって、実績がついていなくても「あ、始めたばかりなのね」と納得し、安心してもらえます。

<サービス出品の準備としてやるべき4つのこと>

サービスを出品しよう!と思っても、いざ出品の手順を踏んでみると、入力しなければならないことが意外と多くて困ってしまう…ということもあるでしょう。
スムーズにサービス出品できるよう事前に準備しておくと良いことは次の4つです。
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[1.競合のサービスのチェック]

まず、競合サービスをチェックしてください。
自分が出品しようとしているサービスは、既に誰かが出しているのかどうか、出している場合はどのようなサービスなのか、必ずチェックしましょう。
もし競合が無ければラッキーチャンスです!
しかし、同時に「そもそも需要が無い」という可能性も頭に入れておきましょう。

競合があったら、なるべく多くの競合サービスに目を通しましょう。
その時意識したいのがこちらの3点です。
・サービス内容(自分にできること、できないこと、オプションなど)
・価格(思っているより安いのか高いのか、値幅はあるのか、オプションの金額など)
・販売実績(多いのか少ないのか)

サービス内容を見ていて「自分にはできるけれど他の人はあまり触れていないなぁ」というものがあればしめたもの!
これは是非自分のサービスに取り入れましょう。

逆に「自分にできないことをやっている!」と思ったら、それが自分にもマスターできるものなのか、無理なのか吟味して、サービスに取り入れるか否か検討しましょう。

価格については、今後の金額設定の際に参考になるので、頭の片隅に入れておけばOKです。
細かく料金設定を定めていて、依頼内容に応じて見積もりを取るようなサービスの場合、その料金設定を参考にするのは良いですが、丸々同じものにするのはやめましょう。

販売実績については、そのカテゴリ全体で見てみましょう。
カテゴリ全体の販売実績数が少なければ、あまり期待はできません。この場合は他のサービスも出品することを検討しましょう。

[2.検索されるであろうキーワードの洗い出し]

自分が出品しようとしているサービスは、どんな人が必要としているか想像してみてください。そして、その人たちがどんなキーワードで検索するか、考えてみましょう。

例えばライティングの場合は「ライティング」や「ライター」あるいは「記事」や「記事作成」さらには「SEO」や「SEO対策記事」という文字で検索されることが予想されます。他にも「商品紹介」や「レビュー」など、より具体的なキーワードも考えられます。

このように予想される検索キーワードを洗い出し、サービス名やキャッチコピー、サービス説明文にそのキーワードを入れていきます。
こうすることにより「検索」に引っかかりやすくなり、見つけてもらいやすくなります。

[3.取引のシミュレーション]

実際に依頼を受けたらどのような取引になるのか、シミュレーションすることも大切です。
これによって、サービスの説明文に書いておかなければならないこと、「購入者へのお願い」に書かなければならないことなどが見えてきます。

これを怠ると、予想外のトラブルが起きてしまうリスクもあるので、必ずやっておきましょう。

[4.画像や動画の作成もしくは選定]

面倒ですが、画像や動画もちゃんと準備しましょう。
新規サービス作成を始めてから探すのではなく、予め用意しておいた方が良いです。

<サービスがなかなか売れない時にやるべき4つのこと>

気合を入れて出品したサービスがなかなか売れなかったら、なんとなく気落ちしますよね。
そんな時には行動あるのみです!

サービスが購入されない一番の要因は「そもそも見られていない」ということなので、まず自分のサービスがどのぐらいユーザーの目に留まっているか確かめなければなりません。
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[1.キーワード検索]

まず、キーワード検索で自分のサービスがどのぐらいの位置に表示されるか確認してみましょう。

ライティング系のサービスならば「ライティング」や「記事作成」などのキーワードで検索してみるのです。

ここで「おすすめ順」「ランキング順」「お気に入り数順」「新着順」という4つの並び替えができますが、「ランキング順」は売り上げがでないと上位にはなれません。また、「お気に入り数順」も、古参者が上位を占めてしまうためチェックしても意味がありません。
となると「新着順」か「おすすめ順」に表示させたいところです。

出したばかりのサービスならば「新着順」には比較的表示されやすいはずですが、実のところ購入者で「新着順」の並びでサービスを見るのは「新しいサービスの方が安い傾向にある」と知っている人だけなので、あまり見られません。

やはり理想は「おすすめ順」に上位表示されることです。
1ページ目とはいかずとも、3ページ以内には食い込みたいところですが、実績や評価がついていないとなかなか厳しいです。

そこで、「絞り込み」にかけて検索してみて自分のサービスの表示状態を探ってみましょう。
カテゴリによって「絞り込み」の種類は様々ですが、その中でも価格を「自分の金額以下」とした時に、どこに表示されるか、これが重要です。
安い金額で検索した時に上位表示されないようならば、サービスのタイトルや説明文を再検討する必要があります。

[2.カテゴリ検索]

[1]と同様に、カテゴリでも検索してみます。
こちらも同じように金額で絞り込みをした時に「おすすめ順」で上位表示されるように、サービスのタイトルや説明文を見直しましょう。

[3.出品サービス分析のチェック]

ココナラの「出品サービス分析」のチェックも必須です。
自分が出品したサービスがどのぐらいの人の目に留まっているのか、確認することができます。

これを見て、閲覧数が明らかに少ない場合は、サービスのタイトル、説明文、画像、動画などを見直して色々試してみるのが良いでしょう。
閲覧数は結構あるのに、購入されないということであれば、サービスの説明文や画像や動画はもちろん、内容そのものも見直した方が良いかもしれません。

[4.他の類似サービスとの差別化]

もし、ある程度の閲覧数が確保できているにも関わらず、なかなかサービスが購入されなければ、他のサービスとの差別化を図りましょう。

自分にしかできないサービスや、他のサービスにはない特典などをつけることにより、購入意欲をかきたてるようなサービスにします。

<サービスが売れ始めてからやるべき4つのこと>

サービスが売れ始めたら、それで満足してはいけません。
自分のサービスの質をさらに向上させることや、自分自身にとってより良いサービスと進化させることを考えましょう。
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[1.価格の見直し]

サービスの売れ行きが順調になってきたら、価格を見直しましょう。
価格の上げ時は「これじゃ割に合わない」と感じた時です。

価格の見直しについては、「ココナラ活用塾vol.12【サービスの金額を決める時に考えるべきこと&やるべきこと】」で詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。

[2.サービス説明文や画像・動画のブラッシュアップ]

サービスの説明文や画像、動画は常にブラッシュアップしていく必要があります。

特に、サービスを出品してすぐに「先着〇名様」優待のキャンペーンなどを打ち出した場合は、その上限人数に達した時点でこの文言を消去しなければなりません。
これを忘れると、クレームやトラブルの原因になりますので、注意しましょう。

[3.キーワードやカテゴリ検索とキーワードのチェック]

サービスが売れ始めても、思い出したタイミングでキーワード検索やカテゴリ検索で自分のサービスがどのあたりに表示されるのかチェックしましょう。
また、どのようなキーワードが表示されやすいのかも、あわせてチェックしましょう。

サービスが売れ始めたら「おすすめ順」だけでなく「お気に入り数」や「ランキング」でも上位表示される可能性が出てきます。
それぞれの条件で、どの位置にいるのかマメにチェックして、必要に応じてサービスのタイトルや説明文を見直していきましょう。

[4.競合サービスのチェック]

ココナラでは毎日沢山のサービスが新たに出品されています。
自分のサービスの競合が日々増えている可能性もあるのです。

定期的に競合サービスをチェックして、金額設定やサービス内容、オプション項目などについてリサーチすると、何かヒントを得られたり、新しい閃きに繋がったりします。

おわりに

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

「新参者は不利」と言われることが多いココナラですが、少しの工夫と努力で、新しく始めた出品者でもサービスを売ることができます。

「どうせ無理でしょ」と諦めずに、とにかくやってみることが大切です。それも「とりあえず出品してみたけどどーだか…」と投げやりに出品するのではなく、きちんと戦略を練って努力を重ねれば、需要のあるサービスならば必ず売れます。

これからココナラに出品する方、まだココナラで出品して間もない方は、是非今回ご紹介した方法を実践してみてください。

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