新社会人になり、夢や希望を抱いてスタートを切ったはず・・・
でも、既にこんなことを感じてたりしませんか?
「なんか思ってたのと違うかも」
「やりたいと思ってたことが全然できない」
「いつまで研修や雑用が続くんだろう」
結論から言いますね。
そんなもんです、それでいいんです。
今までとは何から何まで違う世界に飛び込んだので、
そんな風に感じることはごく自然なんです。
なので、落ち込んだり、凹んだりしなくても大丈夫。
でも、なるべく早く気付いてほしいことがあるんです。
今回はいくつもある中から3つのことについて書いていきます。
1.学校とは違うということを理解する。
学校で優秀だからといって、それは学校の中での話です。
一歩社会に出てしまえば、それは全く通じません。
また、学校では先生がいて、色々と教えてくれますが、
社会では先生なんて存在はいません。
だから、誰かが教えてくれるってことはありません。
そして、カリキュラムが決まってるなんてことはないです。
場合によっては都度やることを考えて作っていくことも。
誰かに「次の仕事ってなんですか?」って聞いても、
何も返ってこないってこともあるかもしれません。
なので、「社会は学校とは違うんだ」ってことを、
なるべく早く理解した方がいいかもです。
一度理解してしまえば、あとは楽に構えましょう。
「なるほど、社会ってこういうことなんだ!」と、
毎日発見することが楽しい!!って思うことができたら、
きっと気持ちも楽になるんではないでしょうか。
2.社会人は全員がライバルであり競争相手。
これは僕も新人時代に勘違いしてました・・・
「上司や先輩は自分より上なんだ」と。
あるとき、先輩に仕事について質問をしたんです。
すると、先輩はブスっとした顔をしたまま無反応でした。
しばらくして口を開いてくれたのですが、言われたのは、
「なんでお前に教えなきゃならないんだ!」
「そうやって俺よりデキるようになって見下すんだろ!」
でした。
当時、無知だった僕は気付いてなかったのですが、
無意識に先輩のプライドを傷つけてしまってたんです。
そうか、後輩であっても先輩と立場は同じなんだ。
初めてそれに気付いた瞬間でした。
社会に出ると、年齢は関係ありません。
全員がライバルであり競争相手になるんです。
厳しく言うと、弱肉強食の世界なんです。
だから、上司や先輩はそれなりに立てつつも、
ライバルであり、競争相手の意識で見ておきましょう。
自分が下ってことはないんです!
(でも、謙虚さは絶対に必要ですよ)
3.色んな役割で仕事が成り立っている。
僕が新人の頃、当時人気があったテクノロジーに憧れて、
それが使える部署を希望してたのに、
理系で経験者だからということで違う部署に配属されました。
「なんか思ってたのと違う!」
「やりたいと思ってたことが全然できない!」
まさにこんなことをずーっと思ってました。
でも、我慢して配属先の仕事を続けていく中で、
少しずつ考え方が変わってきたんですね。
「あれ?仕事って色んな役割があるんだ!」
「やりたかった仕事の方にも繋がってるんだ!」
「え・・・この仕事がないと他の仕事進まないやん!」
実は、自分が配属された部署は「要の仕事」をしてたんです。
学生時代には全く知らなかったのですが、
社会には知られてないけど、重要な仕事、必要な仕事は、
山のように存在しています。
そう、色んな役割をする人がいて仕事が成り立ってるんです。
新人の頃に描いてた景色は、ごくごく一部分だけだったんです。
それを知ってからは好奇心の塊ですよね。
あの仕事はどんなだろ?そっちの仕事はどうだろ?
こんな仕事もあってもいいかも?
という感じで・・・
最初の配属先が希望と違ったとしても、
そこがどんな役割を担っているのかを知り、
誰かの役に立つ仕事をしてるんだ!という気持ちを知る。
まずはそこから始めてみませんか?
人生は長いので、決して無駄にはならないと思いますよ。
いかがだったでしょうか。
今回お伝えした3つのことに気付くだけでも、
今見ている景色はガラっと変わりますよ。
よかったら、騙されたと思って意識してみてくださいね。