毒親問題について、私が1つ、前から問題視していることが有ります。
それは、
毒親だと分かりにくい"微毒”親問題 です。
まず、チラッと書いておくと、微毒だったらいいよね、問題じゃないと思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、微毒だからこそ気付かず、ずーーーーーーーーっと親の支配を受け入れ続け、40歳や50歳を過ぎてから、ものすごく混乱される方がいらっしゃるのです。
毒親問題は、私の見解ですが、1日でも早く気付いて(子供の時でもいい)、1日でも早く落とし所に向かうことだと思います。
【微毒親問題の具体的事例】
親がDVなどは、小学生頃には、「ウチの親は、他の親と違う」と疑問を抱き始めます。
端的に言えば、被害者の子供は、分かりやすいわけです。
その後の苦労は有りますが、大人になるという目標に向かって、親と離れることを考えることが出来ます。
実際、毒親だと気付いた人達の話を聞くと、大学、就職、結婚などで、わざと遠方に行くことを選んだ方が多いです。
それで、微毒親は微毒ですので、気付きにくいです。
事例としては、
①親の機嫌の波が有る。機嫌を取らないといけない雰囲気が常に有る。
②親が伴侶(母親が父親のなど)の愚痴を常に子供に言い続ける。
③親が「離婚しないのは、貴方たちがいるからだ」と事有ることに言う。
④子供が自立することを許可しない。
遠方へ進学するということ、親不孝だとか言って、同居を続けさせる。
⑤子供が20代・30代になっても、子供の恋愛について、ヘイトな発言をする。
結婚したいと言っても、様々な理由を付けて、子供に諦めさせようとする。
微毒親は、暴力とか怒鳴るとかという、分かりやすい出来事が少ないです。
子供が、親の機嫌を取ることに一生懸命になって、何十年もそれを繰り返し続けたりします。
微毒親の中には、「罪悪感を植え付ける」ことに長けている人達がおり、子供は親から離れてはいけないと思い込んでしまいます。
【微毒親育ちの特徴】
とにかく、性格が穏やかで、礼儀に長け、一生懸命働く人が多いです。
つまり、世間で、いい人と言われる人達です。
ただ、本人の心の中は、どうかと言うと、自分に自信が無く、
親に、また夫に、上司に、尽くして尽くして尽くしまくっても、
いつまでも、自分にOKが出せません。
周囲の人(友人)などの機嫌にも敏感で、友人が少しでも機嫌が悪いと、
「私が何かしたのではないか」と、何日も悩み続けたりします。
つまり、
周囲は高い評価をしてくれているのに、当の本人は落第生だと思い込んで、何十年も、人に尽くしまくって、過ごしてしまうのです。
【微毒親育ちの方が、親の毒に気付いたとき】
大概は、ご自身の自信の無さを変えたいと思ったりする中で、
過去を振り返った時に、親が原因と気付くことが有ります。
また、私のような立場の人間が、
「〇〇さんのお母様って、いつも、お父さんの陰口を、貴女に言ってましたよね。貴女は、お母さんを守ろう、味方になろうと、尽くされてきたようです」と、突然言うことが有ります。
こういう場合、ご本人はかなり驚くのですが、同時に、かなり腑に落ちるようです。
ただ、微毒親育ちの方は、親に受け入れてもらいたいと思い続け、40年以上生きてきた方も少なくありません。
生きる苦しみが親が原因だったと腑に落ちても、どう整理していいのかと混乱するのです。
【微毒親育ちからの再生】
これは毒親育ちも同様ですが、自分の自由意思を認知していくこと、使っていくことをコミットした行動をしていくことです。
後、最終的には個々の判断ですが、親と接すると苦しいな、いつも自尊心が下げられるなと思ったら、会う頻度を減らすとか、距離を置くことは、1つの選択肢です。
【まとめ。人の機嫌は、その人が取るべき。貴女は貴女の幸せを感じることに時間を使おう】
毒親問題は、私が占い師になってから、最も重要視している問題です。
いい人が損している。毒親問題はそれが特徴です。
毒親問題以外でも、様々な事柄を行っております。
後、毒親問題について、お電話でお話するものを出品しました。
↑の物は、占いはしておりません。
そこの貴女! 幸せになりましょう、幸せになるには、貪欲位が丁度いいですのよ、ムフフ♪