瞑想を続けていると、ある変化が起きてきます。
いつも忙しく働いている思考が、少しずつ静かになっていく。
頭の中のノイズが減り、感覚や直感が前に出てくる。
いわゆる、左脳優位だった状態から、右脳優位へ変わっていく感覚です。
ですが、この流れの中で、ある時突然、強烈な不安や怒りに襲われることがあります。
まるで思考が暴走したような状態です。
これは、自分の中で左脳が抵抗しているような感覚でもあります。
左脳は、生存本能に強く関係しています。
だからこそ、自分が静かになっていくことに対して、危険だと反応することがあります。
すると、あの手この手で不安を作り出してきます。
しかも、自分の一番弱い部分を狙ってきます。
不安になりやすいこと。
怒りが出やすいこと。
傷つきやすいポイント。
そこにほんの小さなきっかけを見つけると、一気に壮大なストーリーを作り始めます。
そして、未来の不安や怒りをどんどん膨らませていきます。
その状態になると、本当に苦しいです。
わたしもかなり疲弊して狼狽しました。
瞑想もできない。
ワークをしようとしても頭に入らない。
何も手につかない。
苦しい。苦しい。こんな考えしたくないのに。
ただただ思考に飲み込まれてしまう。
そのとき、無理に何とかしようとしなくても良いことに気が付きました。
むしろ、無理に押さえ込もうとすると、さらに強くなることもあります。
左脳が逆襲の状態のとき、できることはありません。
ただ、その嵐が過ぎるのを待つ。
それが一番の対処法だったりします。
そして、そのときに大事なのは、一つだけ。
この感情も、いずれ過ぎ去る。
それを信じること。
エネルギーは常に動いています。
どんなに強い感情でも、永遠に続くことはありません。
左脳も、生き延びようとして必死です。
だから思考を止めたくなくて、次々に不安を送り込んできます。
でも、それもずっとは続きません。
やがて少しずつ思考が緩み、呼吸がしやすくなり、楽になる瞬間がきます。
そのタイミングで、また瞑想やワークを少しずつ重ねていく。
それを繰り返していくうちに、変化が起きてきます。
思考に飲み込まれる時間が短くなる。
頻度が減る。
気づけるようになる。
完全になくなるわけではなくても、距離が取れるようになっていきます。
だから、今もし思考の嵐の中にいるなら、大丈夫です。
それは壊れているわけではなく、変化の途中で起きていることかもしれません。
嵐は、必ず過ぎ去ります。
そして、そのあとに少しずつ、静かな時間が増えていきます。