公務員のメリデメ(その2)

記事
学び
公務員のメリット・デメリットとして、

人事異動

について書いていくようにします。

自治体の規模や職種にもよりますが、
新規採用されて配属された部署から3年~5年くらいで
別の部署に異動するのが通例です。

過去には、労働組合の幹部が組合活動しやすい部署に所属して、
全然異動しないという事がありましたが、
今はそのような事はほとんどないと思います。

人事異動があるおかげで、
話が合わない上司であっても我慢できますし、
辛い仕事でも何とか頑張れることができます。

それは、何年かすれば異動できることが分かっているからです。

最近では人事評価制度が変わり、
自分の能力や特技を活かせる部署への異動を希望することができたり、
家庭の事情で役職を外してもらうこともできたりします。

育児休暇等も取得できますし、
民間企業に比べれば恵まれた職場が公務員です。

私も息子(2人目の子供)が生まれた時は、育児休暇を取得し、
娘を幼稚園に送迎したり、弁当をつくったりなど
大変思い出深かったので、今でもその時のことをよく覚えています。


では、人事異動は公務員のメリットなのか、と言えば、
そうでなくデメリットの部分もあります。

異動するという事は、
職場も変わるし、仕事内容も変わり、上司や部下も変わります。

つまり、適応能力がないとやっていけません。

私の場合で言うと、
大阪市内に住んでいて、大阪市内の職場で働き、
環境やリサイクルに関する仕事に携わっていました。

ところが、辞令を受けて、
大阪市内に住んだまま、大阪南部の職場(和歌山との県境近く)で
働くようになり、工事発注や地元交渉を担当するようになりました。

片道30分くらいで快適な通勤だったのが、
異動により片道1時間40分くらいかかるようになり、
夜10時を超えると電車の本数が減って帰るのも一苦労。

たまたまその職場には、現場管理の職員用に休憩室があり、
仮眠ができる布団やシャワー設備もあったので、
忙しい時はそこで宿泊していました。

こんな話を聞いたら、えーマジ!
とか思いませんか。

異動した事で職場環境が大きく変わることはよくあるんです。
これに適応していかないと公務員としてやっていけません。

事務系の方なら、勤務地が変わることがなくても、
デスクワーク中心から窓口対応業務がメインとなり、
仕事内容が全く変わって戸惑ってしまうことがよくあります。

いずれにせよ、異動によってあなたの適応能力が試されます。
対応できるよう今から準備しておきましょうね。


そうは言うけれど、自分一人の力では難しいです。
こんな声が聞こえてきそうです。

そんなあなたのために、公務員歴25年以上の私が「電話相談」して
あなたにアドバイスしたいと思います。

ご希望の方は、コメント欄に「電話相談希望」と記載をお願いします。
本日は以上です。次回もお楽しみに。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す