公務員のメリデメ(その1)

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前回までで、公務員になるために受験しなければならない3つの試験

・教養試験
・専門試験
・人物試験(面接)

について概要を書いてきました。

大体のイメージはつかめたでしょうか。
簡単ではないですね。

民間企業の試験もそれなりに大変ですが、
試験のボリュームと対策に必要な時間を考えると、
その大変さが理解できるのではないでしょうか。

そうは言っても、合格への道筋は示されているので、
コツコツ頑張るのみです。

私もサポートするので、
困った事などあれば、遠慮なく申し出て下さいね。


今回からは、あなたが試験に合格した後に待ち受ける公務員の世界について
メリット・デメリットを中心に書いていきます。

1回目なので、まずはメリットから。

よく言われる事ですが、
1番の大きなメリットは給料が安定して支給されること、でしょうか。

長年勤務していると当たり前の事なのですが、
コロナで職を失い、
生きるだけで大変な苦労をされている方の話を聞くと
毎月給料をもらえるのは当たり前ではない、と知らされます。

それと福利厚生関係も安定していますので、
医療保険や年金に関しても心配ないでしょう。

特に私の親の世代(20代の若い方なら祖父母の世代に該当するでしょう)
であれば、役所勤めにステータスを感じる世代なので、
公務員になることで、これまで育ててもらった恩返しができます。

普段からお世話になっているなら、
恩返しするぞ、とモチベーションを高めて勉強するのもアリです。


私自身で言うと、自分の勤務地で「貢献」したかったので、
税金を使わせてもらう代わりに、しっかりサービス提供して恩返しする。
そのような気持ちを忘れず、日々仕事に取り組んでいました。

20年くらい前ですが、新設道路用地の提供をしてもらったため、
米がつくるための農地やため池が減ってしまい、
その補償として農業用のパイプラインを引く工事を担当したことがあります。

パイプをどこに埋設するか、
水を出す弁をどこに設置するか等、
一軒一軒地権者の方と現地で立会しながら決めていきました。

夏の暑い時期でしたので、首にタオルを巻いて、
汗だくになりながら頑張ったのを今でも覚えています。

その姿を見ていた町の有力者は、
それまで道路新設事業に反対で、不快感をいつもあらわにしていたのですが、
ここまで頑張ってくれるのなら、という事で態度を変え、
用地買収にも協力してくれたのです。

「お前のおかげで、アイツ契約書に判押したよ。有難う!」

嬉しかったですよ、本当に。

皆さんも公務に携わって頑張れば、このような経験をたくさんできます。
勉強頑張っていきましょう。

このような経験をしてみたい、と思ったそこのあなた。
公務員になりたいあなたのために、
公務員歴25年以上の私が「電話相談」してアドバイスしたいと思います。

ご希望の方は、コメント欄に「電話相談希望」と記載をお願いします。
本日は以上です。次回もお楽しみに。
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