「会社は転職先を決めて辞める」が正しいとは限らない理由

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コラム
転職を考えたとき、会社を辞めるタイミングはいつがよいのか?
と迷うことがありますよね。

一般的には、転職先が決まってから辞めるべきという考えが強いように思います。収入が途切れない、家族など身内に心配をかけることもありません。

では、デメリットはどうでしょうか?
あるとすれば、転職活動が制限されることです。

在籍しながら転職活動を行う場合、時間が限られるためどうしても制約がかかります。多様な選択肢を考えることが難しいように思います。

私自身まず会社を辞めて、転職活動を行った経験があります。
現在在籍する人材紹介会社への転職がそうでした。

33歳のとき。二人の子持ちでありながら4カ月間、派遣や引っ越しのアルバイトをしながら転職活動に集中しました。

周りからみたら無謀、無責任と思われたかもしれませんが、30歳を超えて未経験業界への転職だったので、数多く応募する必要があるとわかっていました。結果として56社に応募。入社して10年が経つ今となっては、あのとき思い切って行動したことはよかったと思います。

捨てないと得られないものもある

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同業界への転職で、転職したい会社がある程度絞られているのであれば在籍しながらの活動でも問題ないでしょう。

しかし、キャリアを大きく変えたいと考えているのなら、思い切って辞めて、時間をつくり、集中して転職活動を行うことも一案です。

「夢をかなえるゾウ1」という本をご存じでしょうか?
その本の中で、ゾウの姿をした神様のガネーシャはこう言っています。

誰もがそれぞれ時間という『器』を持っている。
ぱんぱんに入った『器』から何かを外に出す。
空いた場所に新しい何かが入ってくる。
(本文の内容を要約しています)

一時的とはいえ無職になったり、収入が下がってしまうのは誰でも不安です。しかし、先々後悔の無い選択をするという部分に力点を置くのならば、長い人生でたったの数カ月足踏みをすることぐらい、どれほどのことでしょうか。

まず辞めてみる、捨ててみる。
そういう考え方もありだと思っています。


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