「毎日英語の勉強をしているのに、全然変わっている気がしない」
この状態が続くと、自分に英語の才能がないのかと思い始めます。でも私がコーチングで見てきた限り、話せないのは単純にスピーキングに焦点を絞った練習不足であることがほとんどです。
インプットだけ積み上げても、話せるようにはならない
単語帳を3冊やり終えた。文法書を読み込んだ。ポッドキャストを1年間毎日聴いた。それでも外国人の前に立つと一言も出てこない。
私もTOEIC340点の頃、単語帳とNHKラジオ英会話だけで1年間勉強して、全く話せないままでした。当時は「まだインプットが足りないんだ」と思って教材を増やし続けていました。新しい単語帳を買い、参考書を追加する。でも一向に話せるようにならないという状況が続きました。
話せるようになるために必要なのは、声に出してアウトプットする練習です。単語帳を何周しても、口から英語を出す動作に慣れていなければ、話す場面で言葉は出てきません。知識として知っていることと、反射的に口から出ることは、まったく別のことです。単語帳の3冊目を買う前に、今知っている単語を使って声に出す練習をした方が、会話力は確実に上がります。
#目標が「英語力を上げたい」のままだと、何を練習すればいいかわからない
「英語ができるようになりたい」は願望であって、目標ではありません。
目標を定量的に決めないと、何を練習すべきかが決まらないため、今日はリスニング、明日は単語、週末は文法、と手当たり次第になる。教材だけが増えて、どれも中途半端に終わります。
「6ヶ月後の海外出張でプレゼンを英語で行う」「同僚とランチで30分会話する」のように、具体的な場面と期限があれば、今すべき練習が絞られます。プレゼンが目標なら、自分の担当業務を英語で説明する練習が最優先です。雑談が目標なら、日常会話の表現を声に出して覚えることが先です。目標が具体的であるほど、練習の優先順位が明確になります。
ゴールが曖昧なまま勉強を続けると、勉強した感は得られても、どこかに向かって積み上がっている感覚がありません。「何のために英語を使いたいのか」を先に決めることが、効率を上げる最初のステップです。
やることを決めても、続けられない
実は「何をやるか」よりも「やり続けられるか」の方が難しい問題です。何をすべきかは調べればわかる。でも実際に毎日続けられる人は少ない。
よくあるのが、最初は計画通りに進んでいたのに、仕事が忙しくなった週から徐々にサボり始め、気づくと1ヶ月止まっているというパターンです。あるいは、シャドーイングを始めて2週間で「これだけでいいのか不安」になり、別の教材に手を出して、結果どれも中途半端になる。「継続が大事」とわかっていても、一人でやっていると疲れたときに真っ先に削られるのが英語学習です。
続けるためには、自分の意志力に頼らない仕組みが必要です。毎日誰かに進捗を報告する、定期的にチェックの機会がある、サボったときに気づいてもらえる環境があるかどうか。これがあるとないとでは、3ヶ月後の積み上がり方がまったく違います。
伸びない原因は設計の問題で、解決できる
英語が伸びない理由は意志力でも才能でもありません。
「アウトプット練習がない」
「目標が曖昧すぎる」
「続ける仕組みがない」
という仕組みの問題です。
私のコーチングでは、最初のセッションで「何をどの順番でやるか」の学習設計を一緒に組み、その後は毎日ここならのチャットで進捗を報告してもらいます。返信、フィードバックは毎日必ずします。隔週のビデオ通話で成果を確認し、不安になってきたときや別の教材が気になり始めたときに「今やっていることを続けよう」と軌道修正します。学習設計から継続の仕組みづくりまで、英語力が伸び切るまで徹底的に並走します。今の勉強法に手応えを感じていないなら、是非一度ご相談ください。