☆ 株式相場展望 -週報- ☆ 2023/4/9(日)
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→ JeanPierrePyxis
☆ 今週の相場見通し
☆ 米国市場
先週の米国市場は芳しくない経済指標やイースター休暇前の手仕舞い売りなどもあって総じて冴えない展開となった。ただ一方で利上げ打ち止め感から利下げ期待も見られ、売り急ぐということでもなく、総じて堅調だった。特にここのところ売られていたディフェンシブ銘柄が堅調となり、指数自体は冴えないながらも何とか踏ん張っているような状況だった。
今週はイースター休暇明けでまずは週末の雇用統計に反応することになりそうだ。予想を下回ったものの、過去の分が上方修正され、失業率も改善していることから、利上げ継続との見方もあって国債利回りが上昇している。この流れを受けて、利上げを嫌気することになれば売り先行となりそうだ。決算発表も始まるところでもあり、景況感の悪化で利上げ懸念が薄れるのか、それともスタグフレーション懸念がさらに強まるのか、蓋を開けてみなければわからないような面もあり、下がれば買われ、上がれば売られるという状況が続くのだと思う。
今週は月曜日に卸売在庫・売上高が発表され、水曜日にCPI(消費者物価指数)が発表される。木曜日はPPI(生産者物価指数)や新規失業保険申請件数が発表になり、金曜日は小売売上高や輸出入物価指数、鉱工業生産・設備稼働率、企業在庫、消費者態度指数が発表になる。
☆ 日本市場
先週の日本市場はいったん上値を試すような動きが見られたものの、買い戻し一巡となったあとは手仕舞い売りに押されて急落となった。週末には下げ渋ったものの月初の買いは入ったもののあとが続かず、米国でのスタグフレーション懸念などもあって売り急ぐ展開となった。
今週の日本市場は上がれば売られ、下がれば買われるというような保ち合いが続くと思う。積極的に売り買いを急ぐような材料もなく、米国ではスタグフレーション懸念がくすぶり、ちょっとした好材料では利上げ継続懸念が出てしまうということのだと思う。少なくとも上値の重い展開が続き、宮古島での陸上自衛隊のヘリの問題がはっきりするまでは、地政学リスクも考えなければならないだろう。
台湾をめぐるきな臭い話題も多いので、一応気を付けておくべきだと思う。米国での決算発表も始まり、日本でも小売銘柄などを中心に2月決算の発表が始まるので、3月期決算銘柄にしても今後の業績動向を考える上では参考になるだろう。芳しくない決算の発表が多くなれば、金融緩和の継続は期待えきる一方で、物価が上昇しているなかではスタグフレーション懸念が強まることになる。好調な決算発表が多くなれば、今度は金融緩和の終了などが話題になり、株式市場にとってはネガティブ要因と考えられる。
今週は月曜日に特定サービス動態統計や消費動向調査、景気ウォッチャー調査などが発表され、火曜日は工作機械受注額が発表される。水曜日は企業物価指数や機械受注の発表があり、木曜日はマネーストックの発表がある。金曜日はミニ先物とオプションのSQ(特別清算指数)算出がある。
☆ 一目均衡表 テクニカル分析
・NYダウ
雲に上値を押さえられており、ここから雲を抜けるかどうかということになる。抜けたとしても雲が下落しているところでもあり、75日移動平均線を下回ると急落となりそうだ。
予想レンジ 32,500ドル~33,500ドル
・ナスダック指数
移動平均線からの乖離を縮小するように冴えない展開となりそうだ。25日移動平均線や基準線、雲のサポートを確認するような場面もあるのだろう。
予想レンジ 11,500pt~12,300pt
・日経平均
雲にサポートされるように下げ渋りとなった。遅行スパンもローソク足にサポートされており、ここからどちらに向かうかということになる。木曜日、金曜日の高値、安値をどちらに抜けるかで方向が決まりそうだ。
予想レンジ 27,000円~28,000円
・TOPIX
雲の中で75日移動平均線にサポートされている。ここから戻したとしても25日移動平均線や基準線に上値を押さえられるものと思われ、75日移動平均線を割り込むようであれば一気に雲を割り込むような展開になるのだろう。
予想レンジ 1,910円~1,990円
・ドル円
25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲が収斂しているところで上値を押さえられるかどうかということになる。ここを上に抜ければ3月高値水準までの戻りとなるだろう。
予想レンジ 130.5円~137.5円
・米国10年国債利回り
「三川」の形で底入れとなった可能性が高い。まずは25日移動平均線や基準線までの上昇が見られるだろう。
予想レンジ 3.30%~3.50%
・今週の相場見通し