ヒロユキというカウンセラー(第13話)~人間は何のために存在しているのか?~

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坂道を転げ落ちるように成績が悪化

前話でお話した通り、僕は高校受験の際、ラクラク入れる高校を選択したので、入学当初は学年でも上位の成績でした。ですが高校に入ればまた1からスタートです。

勉強が嫌いな僕はその後どんどんと順位を下げ、最初は学年上位50位以内に入っていたにもかかわらず、最終的には250位くらいまで順位をおとしました(笑)

初めて興味を惹かれた教科

HSPはあらゆることについて深くとらえる傾向があるせいか、自己啓発やスピリチュアル、心理学が好きな人がとても多いといわれます。

そんな僕の好きな科目は「倫理」でした。初めての倫理の授業で「人はなんのために存在しているのか?」というテーマが出されました。今までそんなことを考えたことがなかったのですが、僕はとても興味を惹かれました。「これこそが俺が本気で取り組む教科だ」と思ったほどです。

仲のよかった友達にも「人間はなんのために存在しているのかな?」と雑談の話題にしたほどです。友達は「そんなの知らん」「生きるために生きてるだけやろ」といわれて、さほど興味がなさそうで温度差を感じたことを覚えています。

当時の僕の考えた生きる目的の答えは「人間は未来をよりよくするために存在している」でした。「過去の人間の努力のおかげで恵まれた今がある。現代を生きるわたしたちは、未来に生きる人間がより良く生きられるようにバトンを繋いでいく。そのために存在している」と考えました。

後々わかったことですが、倫理は大学受験の科目にありません。。
「なんで俺が本気で打ち込みたいと思ったものに限って受験科目にないんだよ‼」という悔しい気持ちでした。

「本気で打ち込んでも大学受験の役に立たない」ということに加えて、倫理の授業の先生の教え方がとてもつまらなかったことや最初は哲学的な内容だったのが、だんだんと僕の興味のある内容と違う方向に授業が進んでいったので、そのうち倫理の授業にまったく興味がなくなりました(笑)

哲学に興味をもちはじめたきっかけ

余談ですが、僕は高校卒業後の休みの期間に、当時大変流行っていた「ソフィーの世界」を全部読みました。ご存じの方もあるかもしれませんが「ソフィーの世界」とは世界の人々を魅了した、ノルウェー発の哲学ファンタジーです。「一番やさしい哲学の本」として記録的なロングセラー小説となり、映画化もされました。

ちなみにソフィーの世界では人が生きる目的についてどのように哲学者が考えたかについては「それを考え続けるのが人生の目的だ」という答えが心に残っています。

今僕が思う生きる目的の答え

ちなみに今の私が思う生きる目的は「幸せになるため」です。
シンプルですが、それが全人類共通の生きる目的の答えではないかと
思っています。
(続く)

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