続・知らないだけでそこにあるもの

記事
占い
前回のあらすじ:
アラサー時代のくまうり堂は仕事が上手くいかず弱っている所に、当時の彼氏から追い打ちを(被害妄想)かけるようにフラれ、日々自宅で大量に飲酒するも悲しいかな最低限の健康は維持。
しかし毎日深酒をしたうえで長時間泣いてから寝るため、尋常ではない顔のむくみと顔色の悪さが進行し、ある朝鏡に映るその醜悪な姿に絶望するのだった。

………………

…こんなにボロボロになるまで落ち込むのも、それだけ「真剣」だったことの裏返しです。
「真剣」になるとそこにはかな~り切実な「結果への期待」が生まれますし、それが叶わないとここまで悪い形で跳ね返ってくるんだなあと、怖くなりました。
それまでは「全力」で「真剣」で「真面目」であることはベストであるという偏った思考を持っていましたので、それが通じなかった時に生まれる反転した力ってすごいんだな。人間ってそんなに単純じゃないんだな。
無力だな( ;∀;)…と感じたのです。

ああ、本当に考えが浅かった。
そして「誰かに助けてもらいたいな」と思いました。

いままでの価値観が崩れてしまい、立ち直ろうにもその自分自身が信用できないため、自分以外のだれかにフラットな意見を教えてもらいたくなりました。
それからの私は手当たり次第というか、立ち直るためあらゆる人に頼りまくったのです…。
信頼できる友人・同僚・上司・担当のマッサージ師さん・親。
自らの無知・弱さを知った私は自分から考えをあらゆる人に発信し、話を聞いてどう思ったか?を聞きまくりました。

親しさ故に全面OKを出してくれる人もいれば、徹底的にダメ出しされる事もありました。いろいろな意見が蓄積していく中で
「ああ、これは自分と聞く人との関係に左右されるなあ」と、本当にフラットな意見は身のまわりの人達からは得られにくいことを実感します。
勿論優しい言葉が心を癒してくれることも少なくありませんでしたが、その時に必要だったのは自分を矯正?成長させてくれるためのアイディアが欲しかったのです。

立ち直るには程遠い状態だったのですが、(電車の中で急に悲しくなり、表情を変えないまま涙だけがダーッと流れてくるなど)
「自分をフッた元彼をきっといい女になって見返してやる…許さない…」
という、徐々に生まれてきた怨念が支えになってくれました(-_-メ)
(逆恨みとも言います)


次で最後です…予想外に長くなってしまいました。
お時間がありましたらぜひ。














サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す