美的探求に勝機あり

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いつもありがとうございます。

今日は、母の誕生日です。

わたしとは、ちょうど30歳離れているので、
64歳になりました。

来年は、介護保険の第1号被保険者に
なります。

制度上、65歳以上を高齢者と定義されている
ので、来年には高齢者になるということ
です。

孫が5人もいる、立派なおばあちゃんですが、
息子のわたしからすると、「もう高齢者に
なるのか」となんだか不思議な感覚です。

新型コロナの影響で、帰省を止められています
が、後悔を残さないためにも、何かの折に
会いに行けたら良いなと思います。

まだまだ元気なので大丈夫とは思いますが、
いつ何が起こるかは分かりませんからね。

こうした話をすると、いつも祖父のことを
思い出します。

何年前に亡くなったか忘れてしまいましたが、
わたしが長野の特養で働いているときに、
亡くなりました。

まだ、結婚する前だった気がするので、
26歳か27歳くらいのときだったと
思います。

その日は夜勤明けでした。

「病院に寄って、顔を出してから帰ろう」と
思っていたのですが、その前にコンビニに
寄りました。

そして、マンガを立ち読みしているときに、
父から電話がかかってきました。

「じいちゃんが亡くなったよ」と。

コンビニに寄らなければ、祖父の死目に立ち会
うことができました。

永遠の後悔というほどのものではありません
が、「なんでコンビニ寄ったんだ」という
後悔に似た気持ちがあります。

いま、新型コロナで「帰省を控える」とか、
「移動の自粛」とか、言われています。

病院や施設等も、面会制限などがかかっている
と思います。

後悔を残すようなことがないように、
してほしいなと思います。

人はいつかは死にます。

何で死ぬかの違いはありますが、死そのもの
から逃れることはできません。

新型コロナの流行を抑えたところで、
死が避けられるわけではありません。

みんなが恐怖心を乗り越えれば、いままでの
日常が戻ってきます。

乗り越えるべきはウィルスではなく、
恐怖心です。

ちょっと伝えたいことがズレましたが、
いつ何が起こるか分かりませんので、
大切な人を大切に、別れに後悔を
残さぬようにしたいですね。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、
あなたはビジネスを行う上で大切なことは
なんだと思いますか?

わたしは、まだまだ経験も知識も足りません
が、ファン作りだと思っています。

繰り返し、繰り返し、商品を買ってくださる
リピーターです。

新規顧客を追いかけるのには、限界がきます
ので、ファン作りをしていくことが大切と
思っています。

ファンを作るというよりも、お客様を
ファンまで育てる感覚です。

そのためには、まずお客様を多く集めなければ
なりません。

多く集めたお客様の一部がファンになって
くださり、そのなかの一部がコアなファンに
なっていくのです。

まずは多くのお客様を集めるところから、
スタートしなければなりません。

とにかく、自分であったり、商品であったり、
会社に興味を持っていただき、お客様に
なっていただくという段階が必要です。

新規顧客だけを追いかけるのであれば、
一回売れれば良いわけです。

極端な話をすれば、詐欺まがいのものでも、
一回売れれば良いならそれで良いのです。

それでは大発展には繋がりません。

大発展に繋がるかどうかの前に、そんな不誠実
な商売をしたいとは思いませんが。

ファンになっていただくためには、誠実さが
必要です。

「また来たい」、「また買いたい」、「また会いた
い」、そのように思っていただく必要が
あります。

商品自体が良いことも大切ですが、それを
売る人、会社に魅力がなければ
ならないでしょう。

誠実なだけでは、物足りません。

重要なのは「感動」です。

お客様を感動させることが、リピーター作り、
ファン作りには必要なことです。

商品に、人に、会社に感動するからこそ
ファンになるのです。

いかに感動していただくか、心まで響かせるか
ということを考えていかなければなりません。

人は感動した分だけお金を払うのです。

生活必需品に求められているのは、感動ではな
く、低価格、高機能です。

感動する生活必需品を開発すれば、高価格でも
売れるとは思います。

その辺りは限定しないようにしたいですね。

感動させるポイントはいくつもあると思います
が、そのなかの一つに「美」というものが
あります。

人は「美」に感動をします。

商品の中に、経営の中に、いかに美を反映させ
るのかが、キーポイントなのです。

美を追求する姿勢を大切していきたいわけ
ですが、どのように自分の美意識を高めて
いけば良いのでしょうか。

それは「美」を常に感じることです。

具体的に言えば、「本物に触れる習慣」を
持つことです。

本物には美が宿っています。

その本物に触れる習慣が、自らの美意識を
高めてくれるのです。

本物とは何かといえば、ブランドや高級料理や
高級ホテルなどです。

高ければ良いというわけではありませんが、
高いのに長年愛されているものには、
それだけの理由があるはずです。

高いだけのものは、長年愛され続けることは
ありません。

高くて長年愛されているものこそ、美が宿る
本物といえるでしょう。

そうしたものに触れる習慣を持つことが
大切です。

ブランド品を買ったり、高級料理を食べたり、
高級ホテルに泊まったりすることは、
頻繁にできることではありません。

それができるようになれば、習慣として持つ
ことができますが、そうではない段階が
あります。

そのようなときは、雰囲気、波動に触れるだけ
でも良いと思うのです。

お店に行って商品を見たり、試着したり、
車であれば試乗したりする習慣を持つ
ことはできます。

同じお店に習慣的に通っていると、マークされ
てしまうかもしれませんが。

(笑)。

「憧れているので、1年後に必ず買いにきます」
など宣言すれば、逆に応援が入るかも
しれませんね。

高級料理は、手が出ないものばかりではない
ので、月に1度くらいは奮発してみるのも
良いのではないでしょうか。

高級ホテルは、手が出ないかもしれませんが、
ラウンジでコーヒーを飲んだり、バーでカクテ
ルを飲んだりすることはできるはずです。

それでも本物の雰囲気を感じることが
できます。

このように、美に触れる習慣を持つことが、
あなたの美意識を高めます。

それが、美が宿る商品、経営に繋がって
いくのです。

わたしは、神戸に来てから、
もうすぐ2年です。

一度も神戸牛のステーキを食べていないので、
まずは、神戸牛のステーキから本物に触れる
習慣をスタートしていきます。

肉好きな私には、ぴったりのスタートです。

(笑)。

何か参考になる点があれば幸いです。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

本日の一転語

~美の中にある降魔力~

「『美』と『降魔』を結びつけるのはなかなか
難しいのですが、美そのもののなかに必ず、
神性というか、神の光を含んだような荘厳さ
や清楚さ、あるいは、内から光ってくるよう
なものを持っているというのであれば、
降魔の力がないわけではないのかなと
思います。」


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