積極的、肯定的、建設的に。

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コラム
いつもありがとうございます。

今日は、昨日の続きを書いていきますね。

私たちが求めているのは、「モノ」ではなく、
「感情」である。

ということでした。

そして、その感情は外部の要因によって、
作られるのではなく、自分で作ることが
できる。

でしたね。

どうやって作るかといえば、VAKで作ることが
できます。

VAKとは、Visual(視覚)のV、Auditory(聴覚)
のA、Kinesthetic(触覚)のKです。

昨日は、Kの説明でした。

触覚によって、感情が作られるということ
でした。

今日は、AとVについて見ていきたいと
思います。

A(聴覚)には、2種類あります。

言語(バーバル)と非言語(ノンバーバル)です。

言語とは、言葉です。

非言語とは、声、イントネーション、声の大き
さ、話す速度などです。

これらはどちらも感情に影響を与えています。

「好き」と言われれば嬉しい気持ちがします。

「嫌い」と言われれば悲しい気持ちがします。

言語には、言葉そのものに意味がありますの
で、直接影響を与えるわけです。

非言語は、それ自体には、特に意味がありませ
ん。

大きな声、小さな声、早く話す、ゆっくり話
す、それ自体には大きな意味はありません。

言語は、直接、感情に影響を与える力が
ありますので、自分の話す言葉には
注意が必要です。

なぜなら、自分の言葉を1番聞いているのは、
自分自身だからです。

自分の言葉に1番影響を受けているのは、
自分自身であるということです。

「好き」などの、積極的、肯定的な言葉は、
積極的、肯定的な感情を生み出します。

逆に、「嫌い」などの、消極的、否定的な言葉
は、消極的、否定的な感情を生み出します。

もちろん、自分だけでなく、他の人の感情にも
影響を与えます。

消極的、否定的なものとして、「最悪」とか
「嫌」などがあります。

こうした分かりやすいものは、注意がしやすい
かもしれません。

ただ、「口癖」になっていると、無意識に出て
しまうので、意識をしていないと気がつく
ことができません。

また、無意識で言いやすいのが、「でも」、
「だって」、「どうせ」、いわゆる「3D」と
呼ばれる言葉です。

常に意識をしていないと、ついつい
口にしてしまう言葉です。

自分のためにも、周囲のためにも、自分の
発する言葉には、常に意識を向けておきたい
ところです。

どのような精神状態であっても、常に、前向き
で、積極的で、肯定的な言葉を使うことで、
感情もそういったプラスの方向で作られて
いきます。

最後に、V(視覚)について、見ていきたいと
思います。

どこに焦点を合わせるかということは、
私たちの感情・状態に大きな影響を
与えています。

世界には、私たちを不幸にする材料が
山のようにあります。

私たちを幸福にする材料も、山のように
あるのです。

そのどちらを視るか、どちらに焦点を合わせる
かということで、不幸にも幸福にもなるの
です。

出来事自体に、プラス・マイナスがあるわけ
ではなく、それを見ている一人一人が、
その出来事にプラスあるいはマイナスの
意味づけをしているのです。

新型コロナが流行し、多くの人は、そのマイナ
ス面に焦点を当てているでしょう。

一部の人は、そのプラス面に焦点を当て、
増収しています。

出来事自体は、私たちには変えることができ
ません。

その「見方」については、各人の自由なのです。

嘆きたくなる気持ちも、もちろん分かります
が、嘆いたところで現状が変わるわけでは
ありません。

また、誰かが助けてくれるわけでも
ありません。

自ら焦点を変え、プラスの意味づけをして、
努力をしていくことが大切なのです。

「天は自ら助くるものを助く」という言葉が
あります。

自助努力をしている人にこそ、天は救いの手を
差し伸べるのです。

マイナスの側面に焦点を当て、嘆いていても、
救いの手が差し伸べられることはありません。

焦点を変える道具として、「質問」というものが
あります。

脳は質問をされると、その質問に焦点を当て、
考えるようになっています。

適切な質問をすることで、プラスの側面に
焦点を当てることができるのです。

例えば、「この問題の良い点はどこだろう」、
「この問題の教訓はどこだろう」とか、
「この問題がわたしに与えてくれるものは
なんだろう」などです。

このような質問は、焦点を変えるきっかけに
なります。

悩みを抱えている人の多くは、その悩みにしか
焦点が当たっていません。

もっといえば、その悩みのマイナスの側面に
しか焦点を当てていないのです。

プラスの側面に焦点を当てることもできます。

その悩み以外の、別のことに焦点を当てる
こともできます。

焦点を変えることができると、多くの悩みとい
うのは、解消されるのではないかと思うので
す。

悩み事そのものがなくなるわけではなく、
「悩みごと」ではなくなるのです。

これは思考トレーニングですので、日々の生活
で意識して練習してみてほしいなと思います。

以上、2日にわたりVAKの変更について、
お話しさせていただきました。

一生の悩みのように感じている出来事も、
簡単なことで、解消されることがあります。

積極的に、肯定的に、建設的に明るい未来を
築いていきたいですね。

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。

本日の一転語

~未来を開く鍵~

「人間は、考えを選択できる。

幸福を選ぶか、
不幸を選ぶかは、
あなた自身の決断にかかっている。

感情は、
行動に従うということを、知るが良い。」

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