価値のない考えに力を与える

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コラム
考えの力
何かをやろうとした瞬間、頭が始める審査があります。
価値の審査です。


これをしたら、価値が上がるか。
これをしたら、価値が下がるか。
これをしたら、無能だと思われないか。
笑われないか。
見下されないか。


この審査に通らないと、手が止まります。
やりたいかどうかより先に、価値を考える。

楽しさより先に、評価が来る。
だから、やりたいことほど難しくなる。

安全なのは、評価が動かない選択です。
無難なほう。
波風が立たないほう。
今の立場が守れるほう。

そうして残るのは、やりたいことではなく、やっても失点しにくいことです。


時間が経つと、別の言葉が出てきます。
もうこの歳じゃなぁ。

でもそれは、歳に負けたという話ではありません。
価値の審査に勝てなくなった、という話です。
失点が怖くなった。
価値が下がる可能性を、見たくなくなった。


ここで一つだけはっきりさせます。
考えは事実ではありません。予測です。

しかもその予測は、だいたい同じ形をしています。

うまくいかなかったら終わる。
否定されたら終わる。
恥をかいたら終わる。


でも実際は終わりません。
傷つくかもしれません、でも終わりません。

それでも止まるのは、考えが強いからではない。
考えを命令にしているからです。

頭に浮かんだだけの独り言に、決裁権を渡している。
従った瞬間に、その考えは力を持ちます。


だから力を与える前に。


今、私は何を守りたくて止まっているのか。
私は何の価値を失うのが怖いのか。
その価値は、誰に決めさせているのか。


答えが出なくても構いません。
でも、この問いを持った瞬間に、審査は少し弱くなります。

自由とは、何でもできることではありません。
不自由にしている自分の考えを乗り越えることです。
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