宇宙銀行。
良い行いをすれば“どこか”にポイントのように貯まり、
いつかご褒美として戻ってくるという話。
はっきり言えば、そんなものはありません。
そしてこれは、スピリチュアルの悪い部分──
人を依存させる構造 がよく表れた概念でもあります。
「貯まると思って行動する」
この時点で、そこに“徳”はありません。
与えたくて与えているのではなく、
見返りを期待して与えているだけだからです。
それは計算であって、誠実さではありません。
本来、人の行為にはポイント制度など必要ないはずです。
でも「宇宙銀行がある」と信じることで、
人は行動の理由を外側に置き続けてしまいます。
それは、自分の人生の会計を、
どこか正体不明の存在に丸投げしている状態です。
それは成長ではなく依存です。
大事なのは、
まず自分を整えることです。
自分が満ちていれば、
誰かに手を差し伸べるときに
損得も打算もありません。
自然に、必要なときに、無理なく動けます。
宇宙銀行のような幻想に期待する必要はありません。
整った自分から生まれる行動こそが、
もっとも強く、もっとも長く、人を支えます。