依存をつくる幻想

記事
コラム
宇宙銀行。

良い行いをすれば“どこか”にポイントのように貯まり、

いつかご褒美として戻ってくるという話。



はっきり言えば、そんなものはありません。

そしてこれは、スピリチュアルの悪い部分──

人を依存させる構造 がよく表れた概念でもあります。



「貯まると思って行動する」

この時点で、そこに“徳”はありません。



与えたくて与えているのではなく、

見返りを期待して与えているだけだからです。

それは計算であって、誠実さではありません。



本来、人の行為にはポイント制度など必要ないはずです。

でも「宇宙銀行がある」と信じることで、

人は行動の理由を外側に置き続けてしまいます。

それは、自分の人生の会計を、

どこか正体不明の存在に丸投げしている状態です。

それは成長ではなく依存です。



大事なのは、

まず自分を整えることです。



自分が満ちていれば、

誰かに手を差し伸べるときに

損得も打算もありません。

自然に、必要なときに、無理なく動けます。



宇宙銀行のような幻想に期待する必要はありません。

整った自分から生まれる行動こそが、

もっとも強く、もっとも長く、人を支えます。
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