あなたは、自分のご機嫌、ちゃんと取ってあげていますか?
他人のご機嫌を取るのは慣れているけれど、
いざ自分となると、どう扱っていいのかわからない……
そんな人、案外多い気がします。
たとえば、
仕事でくたくたでも、友達が落ち込んでいれば話を聞いてあげる。
家では家族の空気を読んで、無意識に先回りして動く。
誰かが困っていれば、気づけば自分を後回しにしている。
でも、自分がちょっと落ち込んだときはどうでしょう?
「こんなことで落ち込んでるなんてダメだ」
「甘えるな、もっと頑張れ」
そんなふうに、自分には冷たい声をかけてしまう。
なぜか、自分を不機嫌にするのは得意だったりします。
小さな失敗を何度も反芻したり、
夜になって反省会を始めてみたり、
“あのとき”の自分を延々と責め続ける。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
それって、少し不公平じゃありませんか?
自分は、自分にとって一番身近な存在です。
それなのに、なぜ一番厳しくあたってしまうのでしょう?
もし、大切な友人が同じことで落ち込んでいたら、
あなたはきっと、もっと優しく言葉をかけるはずです。
だったら、自分にもその優しさを向けてあげてもいい。
「今日はよくやったよ」
「ちょっと甘やかしてあげよう」
そんなふうに、自分のご機嫌をとる練習をしてみる。
すると、不思議と心に余白が生まれて、
気づけば、他人のことにも自然と優しくなっている。
誰よりもそばにいるあなたが、あなたに手を差し伸べる。
そんな「絶対にいなくならない味方」がいるという安心感。
それは、言葉にしなくても伝わる。
音もなく届く光のように、いつのまにか、
誰かの優しさへとつながっているかもしれません。