「なんであんなに腹が立ったんだろう…」
誰にでも、そう感じる瞬間がありますよね。
怒りが起こると、つい“感情”に注目してしまいます。
でも、その一歩手前に「あなたの考え」があります。
その考えがあるから、怒るんです。
たとえば、それほど仲が良いわけでもないのに、馴れ馴れしく話してきた。
そのとき、何を考えて怒りが沸いたのでしょうか?
「私を下に見てる」とか「友達でもないのに失礼だ」とか
……そんな“考え”があることに気づくかもしれません。
この考えが、怒りのスイッチを押してます。
実際、事実は違うかもしれません。
相手は初対面でも誰でもフレンドリーなだけかもしれないし、
気を使わせないためにあえてそんな話し方をしたかもしれない。
そこには相手の考えがありますよね。
怒りが出る前には、たいてい「正しさ」や「〜すべき」
という考えを通るから出てきます。
でも、その通過してきた考えに気づくと、心は少しゆるみます。
怒りの話ではなくても、たとえば、
「私はダメな人間だ」って思っていたら、
自分のすべてが“ダメ”に見えてくる。
でも、こう言い換えることもできますよね。
「私がダメな人間だと“考えていた”だけなんだ」って。
実際はどっちか知りませんが(笑)
この気づきがあるだけで、心の風通しはずいぶん変わります。
「私はダメ」じゃなくて、
「私は、ダメだと“思っていた”だけ」。
思考と自分を、少しずつ切り離せるようになっていきます。
そしてもうひとつ
他人の正しさを一方的に押しつけられるのって、ちょっとイヤですよね。
実は、自分が怒りをぶつけるときも、似たようなことをしているんです。
「こうすべき」を盾にして、相手を裁いているかもしれない。
怒りのその前に、どんな“考え”があったのか?
そこに気づけるだけで、少しラクになれます。
怒りを否定しなくてもいい。
ただ、その背景にある「考え」に気づけたら、
感情の嵐は、少し静かになると思います。