・勇気の心理学
・自らの手で選ぶ
青年
「今日は、自由について論じるという話でしたね。」
哲人
「ええ。自由とはなにか、
考える時間はありましたか?」
青年
「それはもう、考え尽くしましたよ。
どうも対人関係にはそれだけじゃ
説明しきれない要素があるんです。」
哲人
「たとえば?」
青年
「いちばんわかりやすいのは親の存在でしょう。
わたしにとっての両親は、
どう考えても敵ではありません。
ただし、うちの両親は厳しい人たちでした。
特に兄と比較し、わたしを認めようとしなかった。
その要請は大きなプレッシャーでした。」
哲人
「結局、あなたはどうされたのですか?」
青年
「大学進学までは、親の意向を無視できなかった
ように思えます。
さすがに就職先だけは
自分で選びましたが。」
哲人
「そういえば聞いていませんでいた。
あなたの職業は?」
青年
「いまは大学図書館の司書として働いています。
うちの両親としては、
兄がそうしたように父の印刷工場を
継いでほしかったようです。
おかげで職を就いて以来
多少関係がぎくしゃくしていますよ。
もしも相手が両親でなければ、
それこそ『敵』のような存在であれば
わたしはなにも悩まなかったでしょう。
どれだけ干渉してこようと、
無視してしまえばいいのですから。
しかし、
わたしにとっての両親は『敵」
ではありません。」
哲人
「あなたは両親に対してどのような感情を
抱きましたか?」
青年
「この学校ならさすがに認めてもらえるだろう、と」
哲人
「認めてもらえるとは?」
青年
「周りくどいですね。
承認欲求ですよ。
両親から認めてほしかったのですよ!」
哲人
「いまのお話について、
アドラー心理学の大前提をお話しましょう。」
アドラー心理学では、
他者から承認を求めることを否定します。
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親との関係性を今でも
ひきづっている人は実は結構多い。
仲が良い、悪いとかが問題なのではなく、
過去にどう向き合っているかどうか。
あなたは、親とどう向き合っていますか?
続
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