「うつになると恋愛なんてできない。恋愛どころではない。」そんな意見もあるかもしれません。
でも、一度だけ想像してみて下さい。
あなたの大切な恋人がうつになった時、あなたは恋人のことを嫌いになりますか?
おそらく多くの方が「変わらず好きだ」と言うでしょう。
もしも、うつになったという事実だけで、恋愛が終わってしまうなら
条件つきで恋人を好きになっていたのかもしれません。
例えば
・ いつもおしゃれで素敵な恋人
・ スポーツが得意な恋人
・ 仕事をバリバリこなす恋人
・ 家事、料理が上手な恋人
・ 収入の多い恋人
そういうものが満たせなくなったという理由だけで、恋愛が続かないのなら早い目にやめた方が良いでしょう。
うつを抱えた恋人との恋愛は大変負担の大きいものになるのも事実です。
なぜなら、うつになった恋人自身が
・ 恋愛を続けることで大切な人を不幸にしてしまう
・ 私なんかより幸せにしてくれる人に支えてもらった方が幸せだ
・ そもそも自分は社会人失格なのではないだろうか?
この先、生きていけるだろうか?
という不安の中で生活をしているからです。
そうなると
・ 恋人を遠ざけて一人でいることが増えます。
・ LINEやメールに返信する頻度が減り、既読もつかなくなります。
・ 付き合っているのかさえわからない距離感が生じます。
・ 会うことができても抱きしめる気持ちが生じないことが多いです。
・ 一緒に楽しむことができないことも多いです。
・ 恋人の気持ちを疑ってしまうことがあります。
・ 自分のことをどう思っているのか不安で心配になります。
うつを発症しても変わらずに受け止め、愛してくれる恋人がいるにも関わらず、うつの症状によって「好きだから変わらずそばにいて」「絶対にうつから回復して、誰よりも幸せにするから待っていて」という言葉を言えなくさせてしまいます。
「誰よりも支えたいのに、LINEの既読すらつかない。」
「たまにLINEが来ると悪い想像をしてしまい。心が苦しくなる。」
「こんな状態で恋愛と言えるでしょうか?」
「うつの恋人とどう付き合っていけばいいのかわからない。」
ココナラで相談を受けていると
「本当に何とかして恋人の気持ちを理解したい。」「支えてあげたい。」 「そばにいたい。」という純粋で切実な思いが胸を打ちます。
僕の経験と相談での知識から、今回は重要な点を2つだけ簡単にお伝えします。
まず、うつで苦しんでいる恋人をあなたが助けようとすると負担が大き過ぎ耐えられません。
うつを治すのは医師や医療スタッフ、カウンセラーが中心になります。
その上で恋人の回復力を信じてあげて下さい。
大丈夫、あなたの愛した恋人はうつから回復することができます。
それともう一つ、あなたが苦しくないならば恋人が「そばにいて欲しい」と言えばそばにいて、「一人にさせて欲しい」と言えば「そっと距離を空けましょう」
わがままで自分勝手と思うこともあると思います。
けれど、ここで甘やかすことがうつから回復を早めることに繋がります。
お気づきだと思いますが、正確にいうとこれは甘やかすことではありません。
恋人が安心してありのままの感情を伝られるようにする行為です。
まだまだ、お伝えしたいことが沢山ありますが、うつ病恋愛の本を
2021.9月までに出版する夢がありますので続きは、出版でお伝えします。
最後に、うつ病恋愛はうつ病で苦しんでいる自分の姿をさらけ出しても続く恋愛です。
条件つきで恋愛するのとは違います。
恋人がうつから回復した時、無条件にあなたのあるがまま全てを愛し、
抱きしめられた時の喜びは言葉にならない。
あなたがその喜びに包まれるよう僕は応援し続けます。