痛み止めを効率よく使うヒントについてざっくり解説

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コラム
歯を抜いたり、けがをしたときに鎮痛剤を使用する場合があります。
だいたい
ロキソニン 1日3錠 毎食後 5日分
      とか
ロキソニン 1回1錠 10回分  疼痛時
って言った感じで処方されるとおもいます。

あらかじめお断りさせていただきますが、公式の返答としては
特に1日3回の方は用法通り飲んでくださいとお答えします(笑)

まあ用法通り飲んでいただいてもよいのですが

効率よく使うためには飲むタイミングを工夫することです

効率よく使うヒントは2つです
1、鎮痛剤の効果時間は大体6時間程度
2、服用してから効果がでるまで30分程度かかる

もうちょっとお話しすると
1日3回で服用してっと言われた場合、胃がもたれるのを防ぐために
ロキソニンは食後ってよく言われますがこれ別に食後じゃなくていいんですよ
添付文書では
1回60mg、1日3回経口投与する
頓用の場合は、1回60〜120mgを経口投与する
となっているので食後の指定はないんですね。
用法通り飲むと夕食後って大体19時~20時くらい、なので深夜2時くらいに効果が切れる予定。痛くて起きたり、寝るとき痛みが気になってなんとなく寝れないって可能性があるんですね。
それだとちょっと困るなんてことはある、追加で痛み止め飲もうかと思われるかもしれませんが
もちろん1日3回以上の服用はダメです。体に負担がかかりますのでお勧めしません。
じゃあどうするか?痛みがある程度我慢できるのであれば最後の1回を寝る前に持ってくるという作戦です。そうすると寝ている間鎮痛剤が効いてくれているわけですね。
空腹時に飲んでも大丈夫なんですかって?最近の鎮痛剤はそこまで胃がもたれません。それでも気になるのであれば、クッキーでもつまめばOKです

そして飲んでから効果がでるまでタイムラグがあるということ、飲んですぐっていうわけにはいかないので、どうしても我慢できない!!っていうタイミングで飲むとその我慢できない!!を30分程度味わうことになります。
お勧めはこれ痛くなりそうだなってタイミングです。


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出典 2019/4/12 おたくま経済新聞 痛みとは、上手に緩和させるもの 鎮痛剤の上手な使い方が話題 より

薬の特性を知っているといろいろ応用が効きますというお話で今日はおしまいにさせていただきます。


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