日本のテレワークの生産性が低い理由

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 経営者の皆様、おはようございます! 本日の日経新聞に、日本のテレワーク生産性が低い旨の記事がありました。皆様の会社ではいかがでしょう?

 私は個人的にはテレワークって、夢のような仕事の仕方!と思っています。一生つらい通勤電車に乗るのか。。。と若いころは思っていましたが、今では猫を隣に置きながら、快適な部屋で通勤時間なしに仕事ができるなんて、本当に夢のようです。

 大きめのモニターを2台正面に置き、ノートPCとドッキングステーションでつなげたことにより、作業効率が格段に上がりました。

 スピーカーとマイク付きカメラを購入し、ヘッドセットからも解放。一日耳につけていると痛くなりましたが、今はそんなこともありません。

 会社で、ヘッドセットをして、マスクと眼鏡をしていると、耳にいろいろなものをひっかけているので絡まるし痛くなるし大変でした。。。

 テレワーク中も、ほぼ一日会議です。夜は欧州や北南米州との会議なので、ひとつは会議の画面、別に資料の画面、もう一つはメールとスケジュールを表示しています。資料作成もしやすいですよね。

 次はウルトラスーパーワイドモニターを2つ上下に重ねて購入したいですが、まだ価格が高いですね。。。

 また、立っても座っても作業ができるようにしています。オフィスの机もそうですが、立って仕事をすことにより、ストレートネックがだいぶ良くなりました。 

 前置きが長くなりましたが、日本のテレワークの生産性は、出社よりも低い、唯一の結果が出ています。

 その理由として、日経新聞では「日本は職務内容が不明確なメンバーシップ型雇用が主流のため、出社して上司とコミュニケーションをとることが仕事の効率を左右する面がある。」とあります。

 海外の会社では、Job description という業務内容を詳細に書かれたドキュメントがあり、業務内容と求められるレベル、評価基準が明確に書かれてあります。

 従いまして、指示は上司から落ちてこなくても、何をしなければならないかが分かっているので、必要な人と連絡を取りながら進めることができます。

 求められる仕事、評価、給与が明確に結びついているのが外資の特徴かと思います。転職をした時も、業務内容が明確に書かれているので、同じ業務での転職をしても、すぐに仕事に取り掛かることができるのは、外資の特徴です。

 一方、業務内容に含まれない部分、三遊間のような仕事は澪とされることがあります。そこは部門長がきちんとカバーする必要があります。

 ピラミッド型の縦社会は、メリットも沢山あるのですが、なかなか日本には定着しない理由は Job Descriptionという業務内容が明確化されていないことが大いにあると思います。

 テレワークは指示を待たないと仕事を進められない組織から、現場で判断できる仕事のやり方へ進める良い機会ですね。そのようなフラットな組織になることにより、中間管理職を減らすこともでき、またより自由な発言と新しいアイディアの創出にもなります。

 日本のホワイトカラーの生産性は、アメリカの半分以下です。働き方改革は、もともとその効率を上げることであったのが、いつの間にかワークライフバランスのみ注視されるようになってしまっています。

 働く人の幸せと同時に、効率化も進めていきたいですね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。
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